[紅葉編]プロカメラマンによる撮影テクニック | もっとαを楽しむ | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
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[紅葉編]プロカメラマンによる撮影テクニック
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焦点距離:200mm /F値:3.2 /シャッター速度:1/80秒
【望遠レンズ】
被写体の背景を大きくボカしたり、遠くの山々に広がる風景から、印象的な部分を引きよせて切りとったり。紅葉撮影にはぜひ使いたいレンズです。また、遠くにつらなる山々と手前の風景の遠近感をなくして1枚の画像に収める「圧縮効果」も得意なレンズです。
【広角レンズ】
広い範囲の風景を収めることができるレンズですが、遠近感や高さをより強調した、ダイナミックな表現も得意とします。また、広い範囲にピントを合わせることができます。風景を撮影するなら、望遠レンズとともに、ぜひ持って行きたいレンズです。
美しい風景に出会うと、目で見える範囲のすべてを写真に収めたくなります。しかし、いざ写真に撮るとそのときの感動が全然伝わってこない・・・こういう経験はないでしょうか。写真には思いのほか不要なものが映り、散漫になってしまうからです。漫然と広い範囲にカメラを向けるのではなく、いちばん象徴的な部分、いちばん紅葉らしい部分を見つけだし、望遠レンズで引きよせて切りとってみましょう。また望遠レンズは、背景や前景を美しくボカして主題を引きたたせたり、風景の奥行きを圧縮した絵づくりも得意です。紅葉の撮影では、切りとる範囲を調節しやすい、ズームレンズがおすすめです。
広い範囲を写しとることができる広角レンズは、遠近感(奥行き)も、より強調されます。森林で樹木を仰ぎみて撮影すると、ワイドな感じだけではなく、「高さ」も表現できます。また、主役となる被写体を決め、ぐっと近づいて撮ると、背景となる風景との大きさの対比で、ダイナミックな表現ができます。焦点距離の短い広角レンズならではの表現です。
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