背景をすっきりと整理し、小物を引きたたせるために、写真スタジオでは背景スクリーンを使いますが、ケント紙や画用紙でも十分代用できます。色画用紙の白、黒、グレーを基本に、何枚かバリエーションを用意しておくといいでしょう。あまり薄い紙は透けて影ができてしまうので、やや厚手の、表面に光沢のない紙がおすすめです。模造紙は比較的薄く、光沢があるので不向きです。
また、被写体が淡い色の場合や、金属のように光を反射するものの場合、背景色の反射でそのものの色が変化してしまうことがあります。何枚かあてがってみて、被写体の特長が引き立つ背景にしましょう。
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