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商品情報・ストアデジタル一眼カメラ αもっとαを楽しむ [小物編]プロカメラマンによる撮影テクニック
プロカメラマンによる撮影テクニック 小物編
ライティング
焦点距離: 100mm / F値: 3.5 / シャッター速度: 30秒
ライティングによって被写体が美しく引き立ちます。効果的な光の種類や角度をいろいろ試して、小物がいちばん引きたつポイントをみつけましょう。
焦点距離: 100mm / F値: 3.5 / シャッター速度: 30秒
光の当てかたの基本

ライティングをする場合、光源は、ビデオ撮影にも使えるライトがおすすめです。外部フラッシュを使う方法もありますが、フラッシュは光の当たっている状態を肉眼で確認できないので、慣れるまで扱いが難しいからです。


被写体の真正面から光を当てたり、真後ろから当てたりするなどいろいろな方法があります。ここでは、最も扱いやすく、被写体が立体的に見える、斜めからの光源(サイド光)を説明します。


斜めから光を当てると、影が強く出てしまうことがあります。それを避けるために、反対側からもう一灯、照明を当てたくなります。しかしこうすると、複数の影ができ、不自然になってしまうので避けましょう。メインとして当てる照明は一灯にして、反対側はレフ板でおこすときれいにまとまります。

 
焦点距離:100mm /F値:4.5 /シャッター速度:1/40秒
ZOOM サイド光を両側から当てたら、不自然な影ができてしまいました。メインとなる照明は、1つに絞りましょう。
焦点距離:100mm /F値:4.5 /シャッター速度:1/40秒
ZOOM 片側からサイド光を当てて、反対側はレフ版で起こしました。
レフ版の使いかた

レフ板は写真撮影用のものであればベストですが、すこし厚手の白い紙でも充分に代用できます。照明によってできた影をやわらげるには、光源と反対側にレフ板を置くことが基本です。


ライトやレフ版を使うとき、三脚に固定したカメラのファインダーから目を離し、レフ板の角度を変えるなど光の具合を調節しながらシャッターを切ることができる、リモートコマンダーもあると便利です。

 
小物を明るくしようとして照明を当てると、影も強く
なります。
光源と向かいあうようにレフ板をセットすると、影がやわらぎます。

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1.楽しい小物撮影 2.魅力的に撮るセッティング
3.絞りと露出補正 4.ホワイトバランスとクリエイティブスタイル
5.ライティング
小物撮影のおすすめレンズ&アクセサリー
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