※ 画像のレンズは別売のFE 24-70mm F2.8 GM IIです
* 2022年10月広報発表時点、ソニー調べ。35mmフルサイズイメージセンサー搭載デジタルカメラとして
裏面照射構造による効率的なノイズ処理、ギャップレスオンチップレンズ構造による高い集光性能、センサー表面での不要な反射を防ぐARコーティング(反射防止膜)、解像感を維持する光学ローパスフィルターレス仕様など、ソニーのイメージセンサー技術を結集し、高解像度、高感度・低ノイズ性能と、広いダイナミックレンジを実現。G Masterをはじめとするαレンズの高い光学性能と有効約6100万画素の圧倒的な解像性能が相まって自然物などの細部や質感まで再現します。
従来比最大約8倍(*1)の高速処理能力を持つ、最新の画像処理エンジンBIONZ XRを採用。処理に要する時間を短縮するとともに、静止画・動画撮影における画像処理能力を大幅に向上しました。高解像度イメージセンサーの解像性能を最大限に引き出し、被写体の質感やディテールを忠実に再現します。加えて有効約6100万画素の膨大なデータであっても、リアルタイムで高速処理でき、 最高10コマ/秒で最大583枚(*2)の圧縮 RAWの連続撮影が可能です。加えて、ユーザーインターフェース/ネットワーク/ファイル管理といったメディア処理の負荷を分散することで、快適な操作レスポンスも実現しています。
*1 α7R IV搭載の画像処理エンジンBIONZ Xとの比較において。ソニー内部測定
*2 ソニー製CFexpress Type A CEA-G160T(別売)使用、連続撮影Hi+時。撮影条件によって枚数は変わります
α7Rシリーズの第五世代としてさらなる解像性能を追求し、低感度においてα史上最高(*)の解像性能を実現しました。最新の画像処理センサーBIONZ XRを搭載。画像処理アルゴリズムを見直し、イメージセンサーの持つ解像性能を最大限に引き出すことで解像感を向上させ、すみずみまで被写体の細部を高精細に描きます。
* 2022年10月広報発表時点。ソニー内部測定、低感度時において
有効約6100万画素の高解像度ながらも、裏面照射型イメージセンサーの高い感度特性とギャップレスオンチップ構造による高い集光性能などソニーの持つ高度なイメージセンサー技術を結集し、常用ISO感度は静止画・動画時とも100-32000(*1)を実現。低感度時のダイナミックレンジは約15ストップ(*2)と広く、ハイライトからシャドウまで階調を再現。人物撮影における肌の色や、鮮やかな花などを自然な印象で描写します。
*1 静止画撮影時拡張感度は静止画時50-80、40000-102400
*2 ソニー測定条件。静止画撮影時
最新の画像処理エンジンの高速処理により、従来モデル(α7R IV)と比べて露出制御と色再現性能の精度も向上しました。静止画・動画撮影時、画面内の顔の肌領域を検出し、最適な明るさになるようにAEアルゴリズムが進化。逆光で顔が暗くなっている場合や、太陽光が顔に当たって明るすぎるシーン、横向きのシーンなどのAE制御が、従来比で約20%安定しました。また、カメラ前面に搭載した「可視光+IRセンサー」に加え、AIプロセッシングユニットの働きにより、特に日陰シーンでより正確なホワイトバランスが得られるようAWB性能も進化しました。
高精度な手ブレ補正ユニットおよびジャイロセンサーと、最適化されたアルゴリズムで手ブレ補正システムがトータルで進化。検出したブレを、手ブレ補正ユニットが高精度にコントロールし補正します。手ブレ補正効果はα史上最高(*1)の8.0段(*2)をボディ単体で実現。撮影感度を上げたくない室内や夜景などのスローシャッターでの手持ち撮影に、効果を発揮します。また、電源オン直後や構図変化時の補正レスポンスがさらに向上するなど、使い勝手も向上しています。加えて、新アルゴリズムにより1画素レベルの微細なブレ量をも高い精度で検出し補正することが可能になり、ブレによる解像度低下を強力に抑制し有効約6100万画素イメージセンサーの持つ高解像性能で、被写体をより鮮鋭に捉えます。さらに、対応する手ブレ補正機構内蔵レンズ(*3)との組み合わせで、より効果的にボディと協調。望遠域で発生しがちな大きなブレを効果的に抑制し、従来よりも安定したフレーミングで撮影をサポート。ボディとの協調は動画撮影用のアクティブモード時にも対応しています。
*1 2022年10月広報発表時点 ソニー調べ
*2 CIPA規格準拠、ピッチ/ヨー方向、 FE 50mm F1.2 GM装着時、長秒時ノイズリダクションオフ時
*3 対応するレンズは サポートページ をご参照ください。レンズによってはレンズのソフトウェアアップデートが必要になります。補正効果はレンズによって異なります
極めて高い解像感を持つ画像を生成する「ピクセルシフトマルチ撮影」 がさらに進化しました。α7R Vでは、ボディ内手ブレ補正機構を高精度に制御して計16枚の画像を撮影。合計約9億6320万画素分の膨大な情報を、約2億4080万画素(19,008×12,672)(*2)の画像生成が可能です。100%の拡大表示をしても、被写体の色や質感、空気感まで忠実に再現し、目で見る以上のディテールと臨場感あふれる画像を提供します。また、これまで撮影中に人物や木の葉などの被写体の動きが生じた場合、正しく合成されないケースもありましたが、ソニー純正のソフトウェア「Imaging Edge Desktop(TM)」の最新バージョンでは、合成時に画像に含まれる人物や木の葉などの数ピクセル単位のわずかな動きを自動検出し補正します(*3)。これにより、美術品や建築物などの静止物に加え、屋外での風景など活用シーンが広がります。
*1 合成・現像には最新の対応する「Imaging Edge Desktop(TM)」の「Viewer」「Edit」が必要です。カメラや被写体のブレが発生すると正しく画像が合成されないことがあります。撮影時は三脚などを使用し、さらにPCリモート撮影やリモートコマンダーを用いて撮影してください。ピクセルシフトマルチ撮影時は、非圧縮RAW記録かつサイレント撮影が[入]に固定になります。フラッシュ撮影など一部機能に制限があります
*2 現像後に出力される画像サイズは、4枚撮影時で6020万画素(9,504×6,336)、16枚撮影時で約2億4080万画素(19,008×12,672)です
*3 2022年10月広報発表時点。対応機種:α1、α7R V
通常の1枚撮影時は、画素ごとにR・G・Bのうち1色分の色情報を取得し、残りの2色分の色情報を周辺画素の情報から補間処理しています。それに対し、ピクセルシフトマルチ撮影では記録サイズ約6020万のすべての画素でR・G・Bの全色情報を取得し、補間処理をせずに直接合成して画像を生成します。それにより、色モアレ(偽色)の発生を最小限に抑制。加えて、16枚のピクセルシフトマルチ撮影では、その4倍の約2億4080万画素のR・G・Bの全色情報を取得することで、輝度モアレまで抑制。16枚撮影・合成による高画素化との相互作用で、高解像かつより正確な色再現による忠実な質感描写を実現します。撮影した画像は、ソニー純正のソフトウェア「Imaging Edge」で合成・現像できます。
[フリッカーレス撮影(*)]
メカシャッターでの静止画撮影時に、蛍光灯などの人工光源の点滅によるちらつき(フリッカー)を自動的に検知し、フリッカーによる影響が少ないタイミングで撮影。速いシャッター速度で撮影したときに、画像の上下で生じる露出や色合いの差、連続撮影時の露出や色合いのばらつきを低減します。最高約10コマ/秒(Hi+時)までのAF/AE追随高速連写に対応します。
[高分解シャッター機能]
LEDで照明された舞台を静止画のサイレント撮影(電子シャッター)や動画撮影する場合などには、モニターで確認しながらフリッカーの周波数に合わせてシャッタースピードを細かく調整することで、フリッカーの影響を抑えて撮影できます。[高分解シャッター切換]をカスタムボタンに設定しておけば、動画撮影中に画面を見ながらシャッタースピードを手動で調整をしたり、すばやく簡単に機能の入/切ができます。また、新たに「フリッカーレスTvスキャン機能」を搭載し、高分解シャッター設定時に、コントロールホイールの中央ボタンやタッチパネル、カスタムボタンを押し下げるとカメラが自動的にフリッカーを検出しシャッタースピードをすばやく自動設定することもできます。
* 光源の点滅周期が100Hzか120Hzの場合のみフリッカーを検知できます。また、連続撮影速度が遅くなることがあります。位相差AFのカバー範囲が限定されます。サイレント撮影時、バルブ撮影中、動画撮影時はフリッカーレス撮影ができません
RAW記録時、非圧縮・圧縮方式に加え、画質劣化がなく圧縮率が高いロスレス圧縮方式にも対応。非圧縮RAWと同等の画質ながらファイルサイズを削減できるため、より多くの枚数を連続して撮影できます。また、ロスレス圧縮のサイズも用途に応じて画像サイズ(L/M/S)を選択可能としました。ロスレス圧縮RAW・JPEG・HEIFともに、Mサイズ/Sサイズのときは、フルサイズでの撮影時もAPS-Cサイズでの撮影時も同じ画素数(26M/15M)で記録されます。これにより、同じ撮影シーンでフルサイズとAPS-Cを切り換えながらの撮影の場合も、画像解像度を変えることなくシームレスに撮影することができます。加えて、JPEGまたはHEIF画像の記録時の画質設定に、「スタンダード」よりデータ量が小さくなる「ライト」が加わりました。メディア設定を振り分けに設定した場合、スロットごとにファイル形式・画質・画像サイズを個別に設定することもできます。
露出ずらし量や撮影枚数をより細かく設定できるようになりました。撮影後に、よりイメージにあった明るさの画像を選ぶことができます。
露出ずらし量:0.3/0.5/0.7/1.0/1.3/1.5/1.7/2.0/2.3/2.5/2.7/3.0
撮影枚数設定:2+、2-、3、5、7、9枚
撮影する静止画・動画を思い通りの雰囲気に仕上げることができるクリエイティブルックを搭載。静止画・動画の区別なく自分好みの表現で記録、共有、コミュニケーションを志向する多くのユーザーに最適な機能です。全10種類のモードがカメラ内にプリセットされており、ユーザーの好みに合わせた画づくりを選べるほか、選択したモードをベースにさらに8項目(*1)の調整項目で独自の画づくりを楽しむことも可能。さまざまな撮影シーンや被写体でも撮影者の好みの表現が可能になり、映像表現の幅を大きく広げます。コントラストがありながら落ち着いた発色と印象的な色味の[FL]や、マットで柔らかな質感の[IN]など、色合い、色の濃さ、明るさ、コントラスト、シャープさなど、多くの要素を組み合わせた多彩なモードを搭載。細やかな調整は、画面を見ながら(*2)コントラスト、彩度、シャドウなど最大8項目による画像の微調整が可能です。また、自分好みの設定をカスタムルックとして登録できます。
*1 シャープネスレンジは静止画時のみ調整可能
*2 シャープネスレンジおよび明瞭度を除く
※ ルックとは、映像用語で、色味やシャープネス、明るさなどの多彩な要素から醸し出される、映像(動画、静止画)の見た目、印象を差す言葉です
従来のRAW、JPEGに加えて、静止画記録フォーマットHEIF(ヒーフ)に対応。階調が変化する空やポートレート撮影時の肌再現など、さまざまなシーンも10bitの豊かな階調表現で映像を記録。深いビット深度を活用できるので、画質劣化を最小限にした画像編集を実現します。加えて、HEIFは進化した圧縮技術により、従来のJPEGと同等の画質を保ちつつ約2倍の圧縮効率でファイルの保存が可能。ディスクスペースを節約できるほか、ネットワーク経由での即納など、プロのワークフローを効率化します。画質メニューで4:2:2および4:2:0のカラーサンプリングを選択可能です。幅広い再生環境に対応した4:2:0を推奨しますが、高画質を求められる場合には4:2:2を利用することも可能です。
* HEIF画像の閲覧・編集には、Imaging Edge Desktop(Remote/Viewer/Edit)Ver.3.2以降が必要です
※ HEIF(High Efficiency Image Format)とは次世代静止画記録フォーマット(拡張子:.heif)。HEIFはコンテナを指す名称。JPEGのYCbCr 4:2:2 8bitに対して、YCbCr 4:2:2 10bitで記録し、圧縮効率最大2倍のHEVC H.265 圧縮コーデック技術により圧縮されます
国際規格Recommendation ITU-R BT.2100で定義されるHLG(ハイブリッドログガンマ)に対応した、HLG静止画モードを新搭載。本モードで記録したHEIF画像は、対応する4K ブラビアとHDMI接続したα7R Vから出力することで鑑賞できます。プリントでは体験が難しい、従来よりも広いレンジの明るさを大画面で楽しめます。なお、カメラ本体で撮影画像を再生する場合には、ガンマ表示アシスト機能を使うことで、モニターやファインダーで通常の画像と同等の見えかたを再現することができます。
※ ガンマ表示アシストを[入]に、ガンマ表示アシスト方式を[オート]または[HLG(BT.2020)]に設定する必要があります。HLGの広いレンジの明るさを確認するには、HDR対応テレビである必要があります
[フラッシュ撮影設定登録が可能に]
新たに、フラッシュ撮影に特有のシャッタースピード(*1)やISO感度を、フラッシュを利用しない場合の設定とは別に登録できるようになりました(フラッシュ撮影設定登録)。対応する外付けフラッシュ(*2)装着時、フラッシュの発光/非発光をカメラが判断し事前登録した設定に自動的に変更します。ウエディング撮影のように撮影するシーンの光線状態が頻繁に変わり、フラッシュ有無の切り換えが必要とされるときに有効です。
[カメラの顔認識と連動(AWB/発光制御)]
オートホワイトバランスの場合、フラッシュと撮影環境から被写体の顔に入射する光のバランスを考慮し、人物の顔に自然な色調を与えるよう調整。また、カメラの顔認識と連動し、撮りたい人物に対して、より最適な光量レベルで発光し撮影することができます。
[フラッシュ発光までのタイムラグをより短縮(*3)]
シャッターボタンを押し下げてから、フラッシュ発光までのタイムラグがより短縮され、撮影者が収めたい被写体の一瞬の表情を撮影しやすくなります。
[外部フラッシュ制御]
対応のフラッシュおよび無線ワイヤレスコマンダーユニットを、カメラのインターフェイスから直接制御できるようになりました。
*1 P/Sモード時
*2 2022年10月時点、対応するフラッシュ:HVL-F60RM2、HVL-F46RM、HVL-F28RM、HVL-60RM(UUD Ver. 2.0以降)、HVL-45RM(UUD Ver. 2.0以降)
*3 当社測定条件による
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