Sony α
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Mr. イナバーの みんなの“α”レッスン
第1回:AUTOで大好きなものを撮ってみよう 第2回 シーンセレクション機能を使ってみよう
第3回 “α”をもっと使いこなそう 第4回 夏の思い出を鮮やかに残そう
第1回:AUTOで大好きなものを撮ってみよう
Lesson 基礎編
デジタル一眼レフカメラとは?
いい写真を撮るための5つのポイント
まずはAUTOで撮ってみよう
Lesson 実践編
ボケを生して被写体を引き立たせるコツ
明るさの違う写真を連続して3枚撮影する
逆光ではDレンジオプティマイザーを使う
第1回まとめ
第2回 シーンセレクション機能を使ってみよう
第3回 “α”をもっと使いこなそう
第4回 夏の思い出を鮮やかに残そう
カメラ用語のまとめ
“α”設定のまとめ
いい写真を撮るための5つのポイント
「いい写真」とは、どんな写真でしょう?魅力的な写真になる要素は色々ありますが、ここでは5つのポイントをご紹介します。といっても、全てを意識して撮影する必要はありません。ステップアップのために、カメラの基礎知識として覚えておいてくださいね。最初はAUTOモードで撮影すれば、カメラがシーンに合せた最適な設定を自動的に選んでくれます。
■ポイント1:露出
フイルムカメラの「フイルム」にあたるのが、デジタルカメラの撮像素子(CCDなど)という部分です。撮影する被写体には明るいものや暗いものがありますが、これらをきちんと画像として記録するために、撮像素子に適切な光を当てる必要があります。この光を調節するのが露出です。露出は、シャッタースピード絞りの組み合わせを変化させることで調節できますが、AUTOモードならシャッターを押すだけで被写体に合わせた最適な露出(絞りとシャッタースピードの組み合わせ)をカメラが自動設定してくれます。
 
明るい被写体
 
暗い被写体
■ポイント2:ピント
撮影失敗のひとつに、「ピントの合っていない写真」があります。撮りたいものにピントの合っていない写真は、やはり見づらいですね。ピントもAUTOモードでカメラまかせにできます。ところでみなさんは、ピントの合っていない写真と、手ブレした写真の区別がつきますか?
 
ピントが後ろの花に合ってしまっていて、人物のピントが甘くなった例。画面の全体的にはピントが合っているように見えるので、意外に見過ごしてしまうピントボケ写真。フォーカスは主題となる人物に!
 
手ブレした写真の例。画面全体を見た場合、どこにもピントが合っておらず、すっきりしない。このような写真を「ピントが合っていない写真」と思っている人が意外に多い。
やはり撮影したい人物にピントが合って、さらに手ブレしていない写真はきれい!“α”なら 手ブレ補正機能がついているので手ブレによる写真の失敗が少なくなる。シャッタースピードが遅くなる、暗い場所での撮影シーンでも安心。
■ポイント3:構図
構図は基本的に、カメラ性能とは直接関係なく、自分で自由に決められるものです。例えば、被写体を中央に配した構図も安定し、悪くはないのですが、ちょっと平凡な気がしませんか?主役を引き立てる脇役を配したり、よりダイナミックな構図も、おもしろい写真になる重要な要素です。
 
被写体を真正面に見る平凡な構図
 
脇役となるティーカップを配し、主役のスイーツを引き立たせた構図。
よりダイナミックな構図
普段真正面からカメラを構えるところを、上から、下から、斜めからと位置を変え、被写体の魅力を引き出す構図を探してみるのもカメラの楽しみ方です。基本的には、カメラやレンズの性能とは関係のない要素が構図です。もちろん、望遠レンズや広角レンズによって構図にも関係する場合もあります。
 
ハイアングル、ローアングルで撮ることで被写体の特徴を生かした写真や手前と後ろの被写体を同時に構図に入れ込む写真などアングルひとつで面白い表現が可能となる。
■ポイント4:シャッターチャンス
「シャッターチャンス」には2つあります。ひとつは壮大な景色や魅力的な人物など、よい被写体にめぐりあうこと。たとえば旅先で偶然見つけたきれいな花を撮る。あなたにしか撮れないシャッターチャンスですね。もうひとつは、その一瞬をいかに切り取るか。走り回るペットやスポーツの決定的瞬間を逃さないために、連続撮影を活用するのも手です。また、カメラを構えただけで自動的にピントを合せる“α”の「アイスタート」も、瞬時に撮影するための強力な味方です。
 
連続撮影で、ゴールの瞬間を逃さない。
 
リラックスした家族の表情もシャッターチャンスのひとつ。
連続撮影の設定方法はこちら
■ポイント5:手ブレ防止
ピントの説明でも触れましたが、せっかくの写真も手ブレしてしまっては台無しです。手ブレはシャッターが開いている間に動いたカメラのゆれが原因で、撮像素子に写っている画像が動いてしまい、ぼやけたような写真になることです。シャッタースピードが遅いほど、手ブレの可能性も大きくなってしまいます。三脚を使って固定すれば完全にブレを抑えることができますが、気軽に撮るには正しくカメラを構えて撮影しましょう。“α100”にはブレに合わせて本体内の撮像素子が動いて補正する「ボディ内蔵手ブレ補正機能」が搭載されています。「手ブレ補正機能」をONにして撮影すると安心です。
 
三脚も使わず、手ブレ補正機能もないと、このように画像がブレてしまう。
 
三脚がなくても、手ブレ補正機能付きの“α”なら、手ブレのないきれいな写真が撮影できる。
手ブレ補正機能の詳しい説明はこちらをご覧ください。
※シーンや撮影条件によっては、手ブレ補正効果が得られない場合もあります。
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