ロックオンAF

[ロックオンAF]は動く被写体を自動で追尾するための機能で、シャッター半押しで追尾を開始する方法と、中央ボタンを押して追尾を開始する方法があります。

シャッター半押しで[ロックオンAF]を開始する

シャッター半押しで[ロックオンAF]を開始するには3つの方法があります。

  • MENU→(撮影設定)→[フォーカスエリア]→希望の設定を選ぶ。
  • ファンクションキーから[フォーカスエリア]→希望の設定を選ぶ。
  • あらかじめ[カスタムキー設定]で[フォーカスエリア]を希望のキーに設定しておき、そのキーから希望の設定を選ぶ。

[ロックオンAF]の追尾開始エリアを[ワイド]、[ゾーン]、[中央]、[フレキシブルスポット]、[拡張フレキシブルスポット](ILCE-7RM2のみ)の中から選びます。
フレーム内の被写体に適度な大きさがあり、被写体と背景とのコントラストが強いケースでは、フレーム内の被写体位置に関わらず追尾しやすい設定である[ロックオンAF:ワイド]をおすすめします。カメラが被写体を検知しにくいケースでは、ほかのフォーカスエリアを選択して被写体を特定します。

被写体を追尾し続けるためにはシャッターボタンを半押しし続けます。選択したフォーカスエリア外に被写体が出ても、追尾し続けます。簡単なステップで被写体にピントを合わせ続けることができ、あとはシャッターを切るだけです。シャッター半押しをやめると追尾を終了します。シャッターを切ったあとも、半押しし続ける限りは追尾し続けます。

  • シャッター半押しの[ロックオンAF]はフォーカスモードが[コンティニュアスAF]のときのみ選べます。
  • あらかじめ[カスタムキー設定]で[フォーカスセット]を希望のキーに設定しておけば、素早く操作できます。
  • マウントアダプターLA-EA1またはLA-EA3使用時は[ロックオンAF]が選べません。

中央ボタンを押して[ロックオンAF]を開始する

[中央ボタン押しロックオンAF]を開始するには3つの方法があります。

  • MENU→(撮影設定)→[中央ボタン押しロックオンAF]→[入]を選ぶ。
  • あらかじめ[ファンクションメニュー設定]で[中央ボタン押しロックオンAF]をファンクションメニューに設定しておく。
  • あらかじめ[カスタムキー設定]で[中央ボタン押しロックオンAF]を希望のキーに設定しておく。

[中央ボタン押しロックオンAF]を使用するには設定を毎回[入]にする必要があります。機能を素早く呼び出すために、カスタムキー設定でいずれかのキーに割り当てるか、ファンクションメニューに設定することをおすすめします。
[中央ボタン押しロックオンAF]を[入]にすると、被写体設定画面が表示されます。ターゲット枠を被写体に合わせて中央ボタンを押すと、追尾を開始します。中央ボタンを押し続ける必要はありません。シャッターを切ったあとも追尾し続けます。[中央ボタン押しロックオンAF]を[切]にすると機能を終了します。

[中央ボタン押しロックオンAF]の利点は[シングルAF]を含め、すべてのフォーカスモードで使用できることです。ターゲット枠を表示して、追尾を開始するだけです。