Cyber-shotG1 開発者インタビュー 「撮る」から「撮って、見る」そして、「つなげる」へ。デジタルフォトコミュニケーションを実現する、新機軸デジタルスチルカメラ「サイバーショットG1」
ユニークなコンセプトと機能を満載したサイバーショットG1。誕生の裏にある、ソニーの技術者たちの熱い思いをG1開発チームメンバーが語ります。
「撮る」から「撮って、見る」へ DSC-G1の液晶画面の美しさはPCからの発想 デジタルスチルカメラの中で「思い出」をたどる 「手持ち夜景モード」誕生の背景 写真を共有するという考え方 開発者プロフィール
03:デジタルスチルカメラの中で「思い出」をたどる
ソフト面については、いかがでしょうか。
安形: それは、児島と中川典明ですね。
児島 環氏(以下、児島):  DSC-G1では、写真を大量に扱いますから、データベースの処理に工夫がしてあります。これにより、大量の写真の中から見たい写真をすぐに探し出せるようになっています。DSC-G1では、顔などを認識して自動的に分類したりできる機能も備えているのですが、そのような検索機能を充実させています。
児島: PCを使っている方はよく分かると思うのですが、撮影した写真をPCに保存すると、イベント毎にフォルダ分けすることがありますよね。デジタルスチルカメラだと、普通、時系列で記録されていきますが、DSC-G1はカメラ本体で、撮影した写真を時間によって区切り、イベントごとに分類するようにしています。例えば、パーティーなどのイベントがある日はたくさんシャッターを押しますよね。その数日後、また別のイベントがあるとします。イベントとイベントの間の数日間は、写真は撮らないかもしれない。これまでのデジタルスチルカメラだと、異なる日の、異なるイベントで撮った写真でも、それらが連番で記録されていってしまう。DSC-G1は、これを二つの異なるイベントと認識し、イベント毎に写真を分類してくれるのです。
安形: デジタルスチルカメラの写真をどうパソコンにいれていくのか、実際に調べてみたのですが、日付をフォルダにしている人は少なく、「2005年5月旅行」とか、「2005年4月遠足」など、イベントで分類している人が多数でした。DSC-G1では、それをそのままできるようにしようと思ったわけです。
中川典明氏(以下、中川(典)): DSC-G1で、検索機能も充実しています。例えば、僕は毎年同じ場所で花見をするのですが、花見の写真で似ている写真を検索して表示させる、といったこともできる。写真は撮るときも楽しいですが、撮った後も楽しい。写真を観ることで、これまでの思い出をたどっていくというプロセスが楽しい。それを人と共有できたら、もっと楽しいと思うのです。
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Developer
中川 典明: [後列左]無線/DLNA技術担当、児嶋 環: [後列中]お任せ管理、画像解析検索技術担当、中川 雅朗: [後列右]LCD開発担当、グラフィック技術担当、合田 大輔: [前列左]G1企画担当、安形 顕一: [前列右]G1設計プロジェクトリーダー