安形:
正確に言うとVAIOを経験したメンバーがサイバーショットのチームに入って設計をすすめました。サイバーショットの名を冠するわけですから、カメラの信号処理やレンズの技術といったカメラの制御部分については、歴代のサイバーショットを開発しているチームと一緒に作り上げています。私たちの役割は、従来のサイバーショットでできなかった部分をどれだけ注力できるか、そのことに尽きると思っています。
安形:
これは実は、すでにカメラの信号処理として、サイバーショットチームが持っていたアイデアでした。手持ち夜景モードは、最大6枚の写真を撮影してからそれを重ねあわせるので、信号処理能力やたくさんのメモリが必要になります。DSC-G1では信号処理用のメモリを従来のサイバーショットより搭載しているので、「手持ち夜景モード」が実現できたのです。
中川(雅):
手持ち夜景モードで撮った夜景は本当にきれいです。ぜひ多くの方にお試しいただきたい機能です。