入力映像信号をピクセル単位で検出し、各信号レベルに応じてダイナミックに最適な信号処理を行います。本体内蔵の 照度センサーが周囲の明るさを検知して画質設定を自動で調整する新たに搭載した機能「アンビアンス」と連動して、照明がついた明るい室内や日中の外光が入る環境でも、色再現性に優れたメリハリのある映像を投写できます。
入力された映像ソースをリアルタイムで解析し、数千パターンに分類した上で、データベース上に存在する最適な画像(絵柄)と照合します。オリジナルの映像信号がもっていた質感やディテール感を復元することで、写真や映像の鮮鋭感や美しさを再現します。また、VPL-FHZ85 / VPL-FHZ80では、細い文字や線などを強調させるモード「リアリティーテキスト」 を追加し、文字資料や表計算資料もはっきり投写することができます。
インテリジェント設定は、選択した「設置場所」モードにあわせて、画質や光源出力レベル、冷却システムを自動的に調整し、使用環境に適した映像の投影を実現します。さまざまなシーンに適した設定を簡単に行うことができます。また、「会議室/ 教室」モードでは、プロジェクターの使用頻度を常に監視し、それに応じてレーザー出力を制御することで、長期にわたり明るさを保持します。
新たに搭載した「アンビアンス」は、本体内蔵の照度センサーで周囲の明るさを検知して、[明るさ]、[色の濃さ]、[リアリティークリエーション]、[ブライトビュー]の画質設定を自動で調整します。
プロジェクター内部の最新の信号処理技術とソニー独自のリアリティークリエーション機能により、入力された4K 60Pの信号を画像劣化の少ないフルハイビジョン信号に変換して、元の4K映像に近い質感やディテール感で投写できます。
2560x1080/30P、3440x1440/30Pの入力信号に対応します。多くの情報を見やすく提供するリモート会議の表示や、展示施設等での没入感を高める横長のワイドスクリーンとして活用できます。
※ Ver. 1.07以降のファームウェアで対応
空間への調和と機能美を追求したフラットで白い天面を採用したデザインは、白を基調とした天井に溶け込むような印象になります。
* 2021年8月時点(ソニー調べ)、「センター輝度8,000lm以上」と「レンズ交換式」の3LCDプロジェクターにおいて
垂直+70%のワイドなレンズシフトが可能です。高い位置に設置してプロジェクターより低い位置にあるスクリーンへの投影ができるため、プレゼンターが投写光から受ける影響を減らすことができます。
※ 標準レンズ使用時
本プロジェクターは、100時間ごとに自動でフィルター清掃を行い、ほこりの堆積を防ぎます。本機能により、クリーンな空気を十分に取り入れることができ、適切な冷却が可能になります。
※ 使用環境や使用状況により異なる場合があります
光源部を密閉することで、ほこりの付着・ほこりの堆積による輝度低下を防ぎます。
ご購入後に「製品登録(無償)」をしていただくと、保証期間が「5年または12,000時間の早い方」に延長されるため、安心してお使いいただけます。
信号が入力されている端子を検出して、入力を自動で切り替えます。
INPUT A端子(RGB/Dsub15ピン)、INPUT B端子(DVI)、INPUT C端子(HDMI)に信号が入力されると自動でプロジェクターの電源が入るように設定できます。
複数台の設置の際に、USBメモリーを使って設定情報のコピーができます。
プロジェクターを複数台並べてマルチ画面表示をする際、つなぎ目の映像の重なりが目立たないように調整できます。
上下・左右方向どの角度でも設置できるので、天井や床への投写や、プロジェクターを縦向きに設置してポートレートモード(*)での投写も可能です。
* 投写する映像の水平方向(横方向)の長さが垂直方向(縦方向)の長さよりも短い表示モード
LANケーブルにより映像・音声・制御信号を伝送する「HDBaseT(TM)」に対応。長距離の配線工事を簡易化します。
※ HDBaseT(TM)および HDBaseT Alliancerロゴは、HDBaseT Allianceの登録商標です
医療用におけるデジタル画像と通信(DICOM)規格のグレースケール標準関数(GSDF)に基づいたガンマ設定が可能です。X線、CT、MRIなどの医療画像参照用プロジェクターとして利用できます。
※ DVI-D入力端子、またはHDMI入力端子からのコンピューター信号に対応します
※ 医療用安全規格は取得していません
※ JESRA X-0093には対応していません
※ 長期的な経年変化を補正するキャリブレーション機能はありません
複数台(最大4台まで)のプロジェクターを使用する場合、リモートコマンダーとプロジェクターに同じID 番号をつけることで、リモートコマンダーから各プロジェクターを調整・制御することができます。