VAIOへの集約で手に入れた
機動力と効率化
ノートパソコン+タブレット+PHSという3台体制を、VAIO+スマートフォンの2台体制とし、出先で仕事が完結するスタイルを確立。VAIOだからできた、ストレスフリー&パワフルなワークスタイルとは。
2011年4月、トステム、INAX、新日軽、サンウエーブ、東洋エクステリアの5社が統合して誕生したLIXILグループ。 その事業会社として生まれた株式会社LIXILに、2014年12月、5,000台のVAIO Pro 11が導入され、翌年2月より運用が開始された。 VAIO導入以前はA4のノートPCにタブレット、そしてPHSの3台体制だった。 当時は、タブレットをモバイルのメインとした即答スタイル、即対応スタイルの実現を模索したがなかなか困難を極めた。 そうした状況を打破するための最適解が、VAIO Pro 11だったのだ。
業 種 | 導入機種 | 使用用途 |
---|---|---|
建材・設備機器の製造・販売およびその関連サービス業 | VAIO株式会社製 VAIO Pro 11 約5,000台 |
セールス&マーケティング部門スタッフ用端末 |
モバイル環境でも
薄さ軽さにくわえ
キーボードがポイント
Windows 7+Officeを
選べるという安心感
平船 まず、大きな課題として浮上していたのは、「タブレットだけでは仕事を完結できない」という点です。 VAIO導入以前、営業スタッフはノートパソコンとタブレット、そしてPHSという3台体制で業務にあたっていましたが、 当時使っていたノートパソコンは大型で重く、そう簡単に持ち運べるようなサイズのものではありませんでした。 従って、持ち歩くのはタブレットとPHSの2台ということになるのですが、そうすると、出先で仕事を完結させることができなく、 タブレットのソフトウェアキーボードでは、入力作業すら苦痛に感じるスタッフも多いようでした。 結局、PowerPointやExcelをストレスなく動かせる事務所のノートパソコンで資料を作り、タブレットにそれを移してお客さんのところへ持って行き、 見せ、そしてまた事務所に戻ってノートパソコンで……となる。即答スタイル・即対応スタイルを目指しているにもかかわらず、 やはり事務所に戻らないと仕事が成立しないという歪んだ状態に陥っていました。
LIXILジャパンカンパニー
セールス&マーケティング本部
営業企画室 営業IT推進グループ GL
平船 修康様
情報システム本部
Information Excellence部 部長
菖蒲 真希様
菖蒲 タブレットを導入してから約2年が経過し、そうした現場レベルでの課題が見えてきた一方で、Windows XPのサポート終了というタイミングも重なっていました。それならばシステムを一新し、軽くてコンパクトなノートパソコンとスマートフォンという2台体制にしてはどうかと検討する中で、我々のニーズと合致したのがVAIO Pro 11でした。ノートパソコンの選定にあたって、妥協しなかったポイントは3つありました。1つめは、タブレットと同等のサイズ感。2つめは打ちやすいキーボードが搭載されていること。そして3つめはOSの安定性です。実はVAIOにたどり着く以前に、Windows 8搭載のタブレットを試験的に導入したのですが安定性に欠け、試用したスタッフからも不評で、やはり実績と、安定性のあるマシンを導入しようということになりました。間もなく、VAIOで、11.6型のコンパクトさ、770gという軽さ、タブレット並みの大きさなのに、しっかりとしたキーボードが搭載されているPCをみたとき、もうこれ(VAIO Pro 11)しかないだろうという結論でした。
平船 軽くて薄く、持ち運びも容易なうえに、外でしっかりと業務もこなせる。申し分のない性能で、結果として帰社する時間的ロスが減りました。 使用開始から半年ほどですが、やはり物理キーボードで打てることが有り難いです。 キーストロークやキーピッチなどが最適化されているのだと思いますが、とても打ちやすいです。
菖蒲 3台体制のころには、タブレットの通信費とPHSの通信費が別々に発生していました。しかしVAIO Pro 11導入以降はスマートフォンのテザリング機能を用いて通信を行っていますから、通信費をスマートフォンに一本化できました。コスト的にはこのメリットが大きかったです。営業スタッフとお客様とをつなぐ通信手段は、未だにメールより電話の比率が高い状態です。今後も電話は使うので、これからはテザリング運用でいこう、VAIOは無線LAN対応であれば問題ない、そう判断してVAIO Pro 11を導入しましたが、大正解でした。
VAIO株式会社製VAIO Pro 11
VAIO株式会社製VAIO Pro 11
菖蒲 導入からまだ半年ほどではありますが、スタッフがみなよく使い込んでいるからこそ上がってくる要望があります。例えば、USBポートの位置。2つのポートの位置が近いので、USBメモリを接続する際に、隣のポートに干渉してしまうことがあります。そうした、些末なことだけれども使い心地に直結する部分を、次期機種でアップデートしてもらえたらと思います。
平船 VAIO Pro 11は、資料作りのツールであることはもちろん、そうした資料をお客様にご案内するためのツールでもあります。 お客様の前で開くものだからこそ、ツール自体の佇まいというものも重要です。 VAIO Pro 11はその点、お客様から「それはVAIOなの? かっこいいね」と言われるほど魅力あるツールです。見た目にインパクトのあるマシンであるという有意性を活かして、お客様ともっともっとつながっていきたい、VAIOをお客様とつながるトリガーにしていきたい、そう感じています。