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商品情報・ストアデジタル一眼カメラ αもっとαを楽しむ [スポーツを撮る]フォトグラファー 石島道康の撮影テクニック
[WEB版]αセミナー フォトグラファー 石島道康の撮影テクニック スポーツを撮る

#05 美しさ
競技者の美しさをいかに増幅して残すか。スチル写真にしかできないことがある。
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ストイックなまでに鍛え上げられたトップアスリートは身体そのものが芸術作品といえます。体操やフィギアスケート、シンクロナイズドスイミングのような得点を競う競技では「美」そのものを競い、陸上や球技などでは目標をもって「美」として完成していきます。すべてのスポーツに共通するものとして「美しさ」は存在するのです。アスリートが最高のパフォーマンスで表現してくれる美しさをαでより一層美しさを増幅させて残してみましょう。そしてスチル写真ならではのあらたなる発見、感動を味わってみてください。

撮影のポイント
<レンズ選び>
抜けの良さ、逆光の強さに定評のあるカール ツァイスレンズ、描写力の優れたGレンズが揃っているのもαの魅力。せっかくのアスリートが表現する美を撮影するのだから、空気感を含めて美しく撮りたいものです。2度と同じ条件、同じ絵は撮れないスポーツ写真だからこそ、ここ一番ではこだわりたいものです。
またスポーツ写真では、望遠レンズがあればかなり重宝します。プレイ写真やポートレートの撮影が容易に行なえます。しかし望遠レンズがなければ撮れないという訳ではありません。逆に望遠レンズに頼りすぎて、見えなくなってしまっているものも多いのです。
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+ 焦点距離135mm。コートの静寂にボールを打つ音が響く。
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+ 焦点距離24mm。広角〜標準のレンズだからこそ表現できる絵というのもある。
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