基本コンセプト / 14の多彩な画像スタイル
誰が何を撮影しても、好ましいと思える画像に仕上げること。
これが、デジタル一眼レフカメラにおける、画作りの基本方針です。
しかし、本来、「理想の画作り」は、撮影者の好みや表現テーマなどによってちがうもの。
クリエイティブスタイルは、この矛盾を解決するために生まれました。
画作りの意図や特徴が異なる、複数の画像スタイルを用意。
表現テーマやシーンに合った画像スタイルを選ぶだけで、写真表現の自由度が大きく拡大します。
さらに、それをベースに撮影者が自ら画作りを楽しめる、こだわりの機能です。
イメージのおもむくまま、存分にクリエイティビティを発揮することができます。
デジタル画像は、色合いや色の濃さ、明るさ、シャープネス、コントラストといった要素をコントロールすることで、 さまざまに印象を変えることが可能です。画作りとは、これら多くの要素を表現意図などに合わせて最適にバランスさせ、 イメージ通りの画像に仕上げること。自在に画作りが行えることは、フィルムカメラにはない、デジタルカメラならではの楽しみ方です。
α700は、14種類という充実した画像スタイルを用意。
作画や表現の意図、好み、撮影シーンに幅広く対応することが可能です。
クリエイティブスタイルは、画像の仕上げを自由に調整するための機能です。画作りのさまざまな要素をきめ細かくコントロールする、
高度な処理を行います。また、絞りやシャッタースピードによる露出制御とは独立しているため、被写界深度や動感を思い通りに表現しつつ、
意図に合った仕上げが得られます。一方、シーンセレクションでは、画作りの基本的な要素(コントラスト・彩度など)だけをコントロール。さらに絞り・シャッタースピードもカメラが最適に制御します。