79点(*1)の測距点を誇る専用位相差AFセンサーの採用に加え、イメージセンサー上には世界最多(*2)399点(*3)像面位相差AFセンサーを搭載。加えてソニー独自の「トランスルーセントミラー・テクノロジー」により、常にイメージセンサーとAFセンサーに光を導くことで、2つの位相差AFセンサーを同時に駆動。さらにAFのアルゴリズムも刷新した「ハイブリッド位相差検出AFシステム」を新開発しました。広範囲・高密度に配置された2つの位相差AFセンサーの情報を用いることで、AFの速度・精度の向上に加え、追従性能も大幅に向上し、かつてないAFシステムを実現。動体撮影でも高いパフォーマンスを発揮し、被写体を素早く正確に捉えて逃しません。
*1 撮影モード、レンズにより対応する測距点数は異なります。連続撮影モードHi+時は、61点となります
*2 35mmフルサイズセンサー搭載デジタルカメラとして。2016年9月広報発表時点。ソニー調べ
*3 撮影モード、レンズにより対応する測距点数は異なります。最大323点のフォーカスエリアを選択可能です。動画時は動作しません
横線検出を含む専用位相差AFセンサーに対し、像面位相差AFセンサーは縦線を検出。さらに、像面位相差AFセンサーのカバーエリアは専用位相差AFセンサーのカバーエリアを包括しており、重なった79点は全点選択可能なハイブリッドクロス測距点として動作(*2)。クロス測距を行うことで被写体パターンの影響を受けにくく、さまざまな被写体に素早くフォーカスを合わせることが可能です。
*1 撮影モード、レンズにより対応する測距点数は異なります。連続撮影モードHi+時は、61点となります
*2 ハイブリッド位相差検出AF動作時。明るさなど撮影条件によっては専用位相差センサーもしくは像面位相差センサーどちらか一方のセンサーしか使用しないことがあります
クロスセンサー15点を含む79点(*1)専用位相差AFセンサーの採用に加え、イメージセンサー上には世界最多(*2)399点(*3)像面位相差センサーを搭載し、測距エリアが従来(α99)比で約61%拡大。より広範囲・高密度にAF測距点が配置された「ハイブリッド位相差検出AF」システムが被写体を捉えやすくし、より自由な構図でのピント合わせを可能にします。
*1 撮影モード、レンズにより測距点数は異なります。連続撮影モードHi+時は、61点となります
*2 35mmフルサイズセンサー搭載デジタルカメラとして。2016年9月広報発表時点。ソニー調べ
*3 撮影モード、レンズにより測距点数は異なります。最大323点のフォーカスエリアを選択可能です。動画時は動作しません
新開発のハイブリッド位相差検出AFシステムが2つのセンサーからの情報を瞬時に処理し、被写体パターンの影響を受けにくいクロス測距を行うことで、優れた被写体捕捉能力を発揮。これにより高速・高精度AFを実現しています。
ミラー駆動がなく、常時AF(Full-time Continuous AF)が働き続けるトランスルーセントミラー・テクノロジーにより、ファインダー撮影はもちろん、ライブビュー撮影や動画撮影でも途絶えることなく常に被写体を捉え続けます。さらに、動体予測アルゴリズムを進化させたことで、より高い動体追従性能を実現。広いAFカバーエリアを生かしながら、一度捉えた被写体を逃さず追従し続けます。
使用頻度の高い中央測距点では、専用位相差AFセンサー単体でも15点のクロス測距が可能。さらに中央1点は高いピント精度を実現するF2.8対応のセンサーを重ねて配置することにより、シビアなピント精度が要求される大口径レンズ使用時でも高い合焦精度を実現しています。
AF時の低輝度限界はEV-4(中央のフォーカスポイント)(*)を実現。暗いシーンを高感度で撮影するときも、高精度なAFを生かした撮影が行えます。
* 専用位相差AF使用時
高解像と高速連写を両立するために、データフローを刷新。イメージセンサーからの読み出しを高速化するだけでなく、画像処理においても画像処理エンジン「BIONZ X」をサポートするフロントエンドLSIを新開発し高速化を実現。さらに、高速レスポンスに対応するために新開発されたシャッターユニットも高速化に寄与。高速AFを実現する「ハイブリッド位相差検出AFシステム」との組み合わせにより、有効約4240万画素の高解像度を維持したまま最高約12コマ/秒(*2)のAF・AE追従(*1)高速連写を実現。圧倒的なスピードでの高解像撮影が可能になり、撮影者の表現領域を拡大します。
*1 ドライブモード 連続撮影(Hi+)時に、ハイブリッド位相差検出AF対応時はF9以上、ハイブリッド位相差検出AF非対応時はF4以上に絞った場合、フォーカスは1枚目で固定されます
*2 連続撮影モード「Hi+」時
EVF/液晶モニターへの表示アルゴリズムの進化により、ライブビュー方式での最高約8コマ/秒(*)高速連写が可能になりました。露出やホワイトバランスなどのカメラ設定がファインダー上に即時反映されるEVFのメリットはそのままに、アフタービュー方式に比べ、表示タイムラグを限りなく低減したことで、光学ファインダー(OVF)機に慣れている方も違和感なく連写撮影できます。高速ライブビュー連写は撮影シーンに合わせて、約8コマ/秒、約6コマ/秒、約4コマ/秒の3段階から選択可能です。
* 連続撮影モード「Hi」時
内部処理の高速化と内蔵メモリーの大容量化により、連続撮影後すぐに撮影画像を確認できるようになりました。再生画面では連写の書き込み残り枚数が表示されます。
蛍光灯などの人工光源の点滅によるちらつき(フリッカー)を検知し、フリッカーによる影響が少ないタイミングで静止画撮影が可能。速いシャッター速度で撮影したときに、画像の上下で生じる露出や色合いの差、連続撮影時の露出や色合いのばらつきを低減します。
* 光源の点滅周期が100Hzか120Hzの場合のみフリッカーを検知できます。また、連続撮影速度が遅くなることがあります。バルブ撮影中、動画撮影時はフリッカーレス撮影ができません
手動でピントを合わせるマニュアルフォーカスの他に、オートフォーカスモードでは動いている被写体にピントを合わせ続ける「コンティニュアスAF(AF-C)」、静止している被写体に適した「シングルAF(AF-S)」、被写体の動きを検知してカメラが自動で切り替える「AF制御自動切り替え(AF-A)」を選択可能。またAFでピントを合わせた後に、手動でピントを調節できる「ダイレクトマニュアルフォーカス(DMF)」にも対応。AFとMFを瞬時に切り替えられるので、マクロ撮影などで微妙なピント合わせを行うときに威力を発揮します。
シングルAF(AF-S)とコンティニュアスAF(AF-C)とでフォーカス/レリーズ優先を別々に設定可能。さらにAF-C時の設定では、 「フォーカス優先」と「レリーズ優先」とその両方のバランスをとった「バランス重視」が設定できます。シーンに応じて使い分け、最適なフォーカス・レリーズ動作を実現します。
フォーカスエリアをフレキシブルスポットにしてピンポイントで被写体を狙う場合、ピント選択したフォーカスポイントから被写体が一時的に外れても、その周辺のフォーカスポイントに自動で切り替わり、被写体を捉えて再びピントを合わせます。
フォーカスエリアが「フレキシブルスポット」または「拡張フレキシブルスポット」設定時は、任意のフォーカスエリアをすばやく選択できるように、使用するフォーカスエリア点数を制限できます。
静止画撮影または動画撮影において「AF被写体追従感度」の調整が可能。被写体が次々に入れ替わる場面や特定の被写体を追い続けたい時など、撮影シーンに応じた設定が可能です。
瞳だけにオートフォーカスする「瞳AF」機能を搭載。顔が斜めを向いているときでも高い精度で瞳を検出でき、フルサイズの浅い被写界深度でも瞳への緻密(ちみつ)なピント合わせを実現します。さらに「コンティニュアスAF(AF-C)」時にも「瞳AF」に対応し、被写体が動いても瞳にピントを合わせ続けます。また、合焦すると、合焦エリアが一定時間表示されるため、意図通りにピントが合っているか事前に確認できます。「瞳AF」はカスタムキーに割り当てることで使用できるため、撮影シーンに応じて任意に起動できます。
装着したレンズごとに、意図的に合焦位置を前後に微調整できます。メニューから前後20ステップの設定値を選択して調整でき、ワイド端・テレ端それぞれ5点まで設定可能(*)。最高30種類のレンズのAF調整値を登録でき、レンズに応じた高精度なAF撮影が可能です。
* ハイブリッド位相差検出AF時のみ
ダイレクトマニュアルフォーカス(DMF)時を含む、手動でのピント合わせを行うときに便利なのが「ピント拡大表示」 機能です。画面の一部を約7.8倍または約15.5倍に拡大し、細部のピント合わせが可能。
マニュアルフォーカス時に、画面内のシャープな部分を色つきで表示します。画面のどこにピントが合っているか一目で確認ができ、細かなピント合わせを行うマクロやポートレート撮影に便利です。ピーキングの色は白、赤、黄色から選べ、ピーキングレベルは3段階から選択できます。
液晶画面にグリッドラインを表示できるので、水平や垂直の傾きを補正しながら、緻密なフレーミングが可能です。グリッドラインの表示は「3分割」「方眼」「対角+方眼」の3種類から選べます。
α99 IIの高速レスポンスを最大限に引き出すなら、ソニーの高速SDHC/SDXCメモリーカード「SF-UXシリーズ」がおすすめ。UHS-I規格に対応し、高速連写時にもストレスのない高速書き込みを実現。パソコンへの大容量データの高速転送も可能で、効率的な作品づくりをサポートします。
※ XAVC S記録方式での動画撮影時は、Class 10以上のSDHC/SDXCカードが必要です。100Mbps記録時にはUHS-I(U3)のSDHC/SDXCカードが必要です
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