本体内蔵でWi-Fi 802.11ac 2×2 MIMOに対応し、業界トップクラス(*)の転送速度を実現。α9 II比で高速通信性能が2倍以上向上しました。フルマグネシウム合金ボディを採用しながらも、2本のアンテナを本体に工夫して配置することで堅牢性と通信性能を両立。外付けのWi-Fiアダプターが不要なため、ミラーレスの小型ボディを生かした機動力を発揮します。これにより、報道・スポーツ系のFTP転送や、スタジオでの無線テザー撮影などで高速かつ安定した静止画・動画のデータ転送が可能です。
* 2021年1月広報発表時点、ソニー調べ。レンズ交換式デジタルスチルカメラにおいて
α1では、最高約1Gbpsの高速通信を実現する、1000BASE-Tに対応した有線LAN端子をカメラ本体に内蔵。データ転送はもちろん、リモート撮影時も安定した通信を実現します。また、FTPS(File Transfer Protocol over SSL/TLS)に対応し、SSLまたはTLSで暗号化したデータを送受信できるため、より高いセキュリティーを確保しています。
α1では、SuperSpeed USB 10Gbps(USB 3.2)対応のUSB Type-C(R)端子を搭載。 USB接続での快適なPCリモート(テザー)撮影や充電、給電、撮影画像のバックアップが可能です。
α1は、無線LAN、高速有線LAN通信およびスマートフォンとUSBテザリングで接続をすることによってFTPサーバーと通信し、カメラからの操作で静止画に加え新たに動画もFTPサーバーに転送することができます。プロテクト画像など転送対象画像の指定、カスタムキーへの割り当てなどによる1枚転送機能、ファイルフォーマット(JPEGまたはHEIF/RAW)の指定など、プロのワークフローを効率化する操作性を実現しています(FTPサーバーは、9つまで登録可能)。さらには、α9 IIでは転送処理がシングルスレッドだったのに対し、本機ではマルチスレッドに強化。ワイヤレス転送においては、マルチスレッドとWi-Fi 11ac 2×2 MIMOの採用により、従来(α9 II比)より約3.5倍のデータ量を同時に転送することができます。有線LANの使用時にも、BIONZ XRおよびマルチスレッド化の処理高速化により1.2倍転送速度が向上しました。2つのスレッドで転送されている進捗状況はFTP転送画面で確認可能です。
※ α9 IIはFTP転送での動画ファイルは非対応
※ カメラを直接有線LANあるいは無線LANでネットワークと接続しFTPサーバーに転送するだけでなく、モバイル機器にインストールした「Transfer & Tagging add-on」アプリケーションを用いた、Wi-Fi経由での静止画ファイル転送にも対応しています
カメラ設定の保存機能とは別途、FTP転送機能の設定をメモリーカードに保存したり、保存した設定を読み込んだりすることができます。同じ型名の複数のカメラをFTPサーバーに接続するときに便利です。[FTP転送機能]内のすべての設定が対象です。1枚のメモリーカードに10個まで設定を保存できます。
※ 型名の異なるカメラの設定を読み込むことはできません
[USBテザリングによるスマートフォンを介したFTP転送]
5G対応端末とSuperSpeed USB 10Gbps(USB 3.2)対応 USB Type-C(R)端子を使ったテザリングで、5G回線で高速かつ安定したFTP転送が可能。
[ワイヤレスリモートコマンダーRMT-P1BT(別売)対応]
Bluetooth対応ワイヤレスリモートコマンダーRMT-P1BTに対応。障害物や周辺光を気にせずリモート操作が可能で撮影セッティングの自由度が増します。
[Bluetooth経由での位置情報取得(*1)]
あらかじめCreators' App(*2)を介してスマートフォンと本機をペアリングするとスマートフォンから位置情報を取得・記録できます。
[Monitor & Control]
スマートフォンやタブレット(*3)とカメラを接続して、カメラの設定やモニタリング、操作をリモートで可能にするアプリケーションです。身近なモバイルデバイスを使って、プロの動画制作をサポートします。
*1 カメラの「位置情報」の「位置情報連動」が「入」の場合
*2 Ver.2.00以降のソフトウェアアップデートで対応。なお、アップデートしたカメラはImaging Edge Mobileと接続できなくなります。カメラのアップデート後は、Creators' Appをインストールしてご利用ください
*3 対応OSについてはMonitor & Controlのヘルプガイドをご参照ください
ソニーのクラウド制作プラットフォーム「Creators' Cloud」のモバイルアプリケーション「Creators' App」に対応(*)。撮影や素材データ管理、カメラ機能のアップデート等の撮影前の準備に関係するワークフローを効率化できます。
●クラウドアップロード
カメラから直接、またはスマートフォン経由(Wi-Fi, 有線)で撮影データをCreators' Cloudストレージへアップロードができます。
●スマートフォンをリモコンに
スマートフォンから撮影、バッテリー情報の確認などリモコンとして使用可能です。
●カメラ機能を強化
スマートフォン経由で、カメラを最新ソフトウェアにアップデートすることができます。
さらに、世界中のクリエイターへ作品を発信や閲覧ができる「Discover」などのサービスを利用できます。
* Ver.2.00以降のソフトウェアアップデートで対応。なお、アップデートしたカメラはImaging Edge Mobileと接続できなくなります。カメラのアップデート後は、Creators' Appをインストールしてご利用ください
[無線LAN(Wi-Fi)接続によるPCリモート撮影]
Imaging Edge Desktopアプリケーション「Remote」(Ver. 3.1以降)との連携で、ワイヤレスPCリモート(テザー)撮影をサポートします。カメラマンの動きを制約することなく、撮影セッティングの自由度が増します。周波数帯域は2.4GHz/5GHz(*)から選択可能。カメラとPCのダイレクト撮影に加え、アクセスポイント経由でのワイヤレスリモート撮影[Wi-Fiアクセスポイント接続]も環境に合わせて選べます。
[USB接続によるPCリモート撮影]
SuperSpeed USB 10Gbps(USB 3.2) 対応のUSB Type-C(R)端子接続での撮影データの高速転送を実現。非圧縮RAW画像もスムーズに転送し、PCですぐに確認できるので、リズムを崩すことなく撮影に集中できます。
[モバイル機器からのリモコン操作]
「Imaging Edge Mobile(Ver.7.5以降)」を使用すれば、モバイルデバイスをリモコン操作端末や転送のハブ端末としても使用できます。
* 5GHz帯域に対応した機器の使用はお使いいただく国により制約があります
メインカメラからLANケーブルで複数のカメラを接続し、同時にシャッターを切ることができます。スポーツやステージなど、撮り逃しのできない撮影現場をサポートします。
※ Ver.2.00以降のファームウェアにて対応
Imaging Edge DesktopのRemoteアプリケーションを用いて、撮影した画像をPCに保存することができます。撮影環境に合わせて、多彩なファイル保存方法が選択可能です。
[静止画の保存先選択]
静止画の保存先を「PCのみ」、「PC+カメラ本体」、「カメラ本体のみ」のいずれかから設定できます。PCとリモート接続を構築し保存先にカメラを含めると、カメラ本体でレリーズを切りカメラ本体で画像を確認したりカメラ側でバックアップを取ることが可能です。
[RAW+JPEG/HEIF、またはJPEG/HEIF撮影時のPC保存画サイズの選択]
PC側にJPEG/HEIFファイルを転送する際の画像サイズの設定が可能です。無線LANを使用する際に2MPを選択すれば、転送画像の確認をすばやく行えます。
再生画像データにカメラ本体で最大60秒の音声メモの録音が可能です。カメラ以外のツールを使うことなく、画像に撮影場所や撮影対象などの情報を音声で付与できます。作成された音声データは画像と共にFTP転送することが可能で、カメラマンからエディターに転送して納品時に活用されるほか、カメラマン自身が直接モバイルアプリケーションTransfer & Tagging add-on (Ver. 1.3以降)を用いてテキスト化(*)してから納品するなど、エディターの負担を軽減することが可能。よりスピーディーな納品ワークフローを実現します。
* Google サービスがご利用いただけない場合は、本機能をお使いいただけません。50秒を超える音声メモはテキスト化できません
※ 音声は画像ファイルと同名でWAVE(.wav)ファイル形式で保存されます。動画に音声メモを付けることはできません
[音声メモの自動テキスト変換・テキスト情報の埋め込み / 音声メモ付き画像のFTP転送]
本機で音声メモを付与した画像をTransfer & Tagging add-on(Ver.1.3以降)に取り込むと、音声をキャプションとして自動テキスト化(*1)し、JPEGにIPTCメタ情報として自動付与。音声メモ付き画像をスマートフォンからFTPサーバーに転送する際は、JPEGのみ、JPEG+WAVEから選べます。
[HEIF画像に対応(*2)(*3)]
Transfer & Tagging add-onはJPEG、HEIF画像の取り込みが可能。IPTCなどのメタ編集(*2)が可能。
[FTP転送失敗時の一括リトライ対応(*3)]
FTP転送失敗時にアップロード履歴から一括リトライが可能。
[USBテザリング対応(*3) / イーサネットテザリング対応(*3)(*4)]
USBテザリング、イーサネットテザリングを利用し、FTP転送でTransfer & Tagging add-onに画像の送信が可能。
*1 Google サービスがご利用いただけない場合は、本機能をお使いいただけません。50秒を超える音声メモはテキスト化できません
*2 iOS13以降対応。Androidは非対応(2020年11月時点)。JPEGで対応しているクロップ/傾き補正/リサイズには非対応
*3 Transfer & Tagging add-on Ver. 1.3以降が必要です
*4 Android 11 以降対応。iOSは非対応(2020年11月時点)
静止画撮影時に、IPTC(International Press Telecommunications Council)情報を書き込むことができます。あらかじめ、IPTC情報をIPTC Metadata Presetで作成し、メモリーカード経由で本体に登録することが可能。本機では、事前にカメラ内に20個のプリセットを登録し、すばやく切り換えることもできます。複合スポーツ競技などを競技別に撮ってIPTC情報を書き込む場合、カメラ内で切り換えができるので、よりすばやく対応できるようになりました。
※ Ver.2.00以降のファームウェアにて対応
大規模な大会での撮影時など、ご使用のカメラのMACアドレスを主催者など第三者に提供する必要がある場合、Transfer & Tagging add-on(*)にカメラのMACアドレスを取り込み、相手先に送信することができます。カメラ側でMACアドレスのQRコードを表示させ、それをTransfer & Tagging add-on(*)で読み取ります。Wi-Fiと有線LANそれぞれのMACアドレスの取り込みができます。
* Transfer & Tagging add-on Ver.1.3以上が必要です
快適なリモート撮影をサポートする「Remote Camera Tool」(*)アプリケーションは以下の項目をアップデートし、さらに操作性が向上しています。
■送信デバイスリスト
1.ショートカットキーのカスタマイズ
2.ソート対応(モデルネーム、カメラネーム)
3.リストからカメラが外れた場合、リフレッシュボタンを押して割り当てていればunidentifiedでステータス表示
■転送の高速化
■タッチ操作の改善(タッチトラッキング)
AF半押しの状態から違う座標をクリックするだけで再度トラッキング開始
■デュアルスロット対応、HEIF対応(本体同様にファイル形式、画質、画サイズの設定、振り分けが可能)
■クイックフォーマット/フルフォーマット対応
■高周波フリッカーレス機能対応
* Remote Camera Tool Ver.2.3以上が必要です
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