フルサイズ機α7R Vに搭載されている「AIプロセッシングユニット」を搭載。ディープラーニングを含むAI処理で、人物の骨格や姿勢などの詳細な情報に基づいた、より高精度な被写体認識が可能になりました。さらに、動物の種類、乗り物、昆虫など、より幅広い被写体を認識(*) 。α6600よりさらに大きく進化した次世代AFシステムが、静止画・動画を問わず、撮影をサポートします。
* カメラで選択できる認識対象は、人物、動物/鳥、動物、鳥、昆虫、車/列車、飛行機です。設定通りにすべての被写体を認識できるわけではありません。また、設定と異なる被写体を認識する場合があります
フルサイズ機に搭載されているAIプロセッシングユニットを本機に採用。被写体の骨格情報を使ってその動きを高精度に認識することができるようになり、人物の瞳の認識精度がα6600比で約60%(*2)向上しています。 カメラが姿勢推定技術を用いて処理を行うことで、瞳だけではなく人間の胴体、頭部の位置をより高精度に認識するため、たとえばカメラに背を向けた人物を捉えたり、マスクなどで顔が見えないシーンでも人物の頭部を認識し続けます。また、姿勢の異なる複数の被写体を区別できるため、ウエディングパーティーなどの人が集まるシーンで花嫁を認識し追尾し続けることができます。さらに、個人の顔の識別性能も向上しており、あらかじめ登録しておいた顔を優先して認識。顔が斜めのシーンや、斜光や逆光といった従来難しかったシーンでも、より高い認識精度で狙った人物を捉えます。
*1 カメラで選択できる認識対象は、人物、動物/鳥、動物、鳥、昆虫、車/列車、飛行機です。設定通りにすべての被写体を認識できるわけではありません。また、設定と異なる被写体を認識する場合があります
*2 ソニー内部測定
認識する被写体もα6600の[人]、[動物]から大幅に増え、フルサイズ機α7R V同様、[人物]、[動物]、[鳥]、[昆虫]、[車/列車]、[飛行機](*1)に対応。静止画、動画を問わず幅広い被写体を撮影できます。[動物]の認識対象も同様に拡大し、犬や猫のような動物の頭や顔の認識が加わっただけでなく、一部の草食動物・小動物の瞳を認識しやすくなりました。[鳥]は、瞳を認識できる種類や姿勢の拡大に加え、頭や体の認識にも新たに対応しました。さらに、動物と鳥を、設定を切り替えずに一つの設定で認識できる[動物/鳥]設定も新たに加わっています。[車/列車]、[飛行機]、[昆虫]では被写体全体または先頭部や頭部を認識し追尾します。α6600と比べ、動物に対する認識性能は40%以上(*2)アップしています。
*1 カメラで選択できる認識対象は、人物、動物/鳥、動物、鳥、昆虫、車/列車、飛行機です。設定通りにすべての被写体を認識できるわけではありません。また、設定と異なる被写体を認識する場合があります
*2 ソニー内部測定
※ 画像はいずれもα7R Vで撮影したイメージです
AIを活用した「リアルタイムトラッキング」を搭載。狙いたい被写体を指定してシャッターボタンを半押しするだけで、カメラまかせで自動追尾ができるため、撮影者は構図に集中できます。本機では被写体認識性能が大幅に向上し、トラッキング開始時により正確に被写体を捉えることができるため、活用の機会が一層広がります(*2)。ヘルメットやマスクなどで顔が見えない人物、背中を向けているような動物もリアルタイムに検出、追尾し続けます(*3)。また、被写体の状況によっては認識ができない場合や、被写体認識AFを[入]にしない場合でも、ソニー独自の物体認識アルゴリズムにより、色や模様、被写体距離といった空間情報を高速処理。高精度な物体認識でカメラが自動で追尾を行います。設定はフォーカスエリアモードで選択できるほか、カスタムキーに「押す間トラッキング」を割り当てれば、フォーカスエリアの設定に関係なく、一時的に狙った被写体を追尾できます。さらに、「タッチトラッキング」を設定しておけば、狙いたい被写体をモニター上でタッチするだけで追尾できます。
*1 メニュー上の名称は「トラッキング」です。機械学習を含むAI(人工知能)の技術を活用しています
*2 AF時の被写体認識が[入]。被写体認識枠表示を[入]にすると、顔や瞳などの認識状況を確認しやすくなります
*3 カメラの動作はフォーカスエリアの設定またはタッチ操作によって変わります。状況によって被写体にピントを合わせられない場合があります
従来より高画素かつ広範囲・高密度なAFによるデータ量(*1)にもかかわらず、最新の画像処理エンジンBIONZ XRの高速処理性能と見直されたアルゴリズムによりAF性能が向上。従来より広い(*1)イメージセンサーの撮像領域の約93%(静止画撮影時)のエリアに、最大759点(*2)の像面位相差AF点を高密度に配置しました。
*1 α6600比
*2 静止画撮影時のAF測距点数。撮影モードにより点数は異なります
最新のAFアルゴリズムにより、本機は室内など暗いシーンにおいても、EV -3(AF-S、ISO100相当/F2.0レンズ使用)の低輝度でのAF撮影が可能です。また、「AF時の絞り駆動」設定に、低照度環境下や絞りこんでの撮影に有用な「フォーカス優先」モードも搭載しました。
メカシャッターによる最高約11コマ/秒のAF/AE追随連続撮影(*)に対応。被写体の一瞬の動きや表情の変化まで逃さずに高精細に捉えます。連写中のファインダーやモニターへの表示タイムラグを限りなく低減することで安定したフレーミングが可能となり、特に動きの激しい被写体の撮影に有効です。
* ライブビュー方式では最高約8コマ/秒のAF/AE追随高速連写が可能。撮影設定によって最高連写速度が異なります
無音・無振動の電子シャッターを用いたサイレント撮影(*2)機能を搭載。サイレントモード時、AF/AE追随最高約11コマ/秒(*1)の連写が可能です。無音のため静寂が求められる野生動物の撮影などでも決定的な瞬間を逃さず、またメカシャッターによる振動がないため、高解像性能を最大限に生かした撮影ができます。
*1 連続撮影モード「Hi+」時に最高約11コマ/秒の高速連写が可能です。撮影設定によって最高連写速度が異なります
*2 高速で動く被写体の撮影やカメラを左右に振るなどカメラ本体を動かして撮影した場合に、画像に歪みが起こることがあります
最新の画像処理エンジン BIONZ XRの高い処理能力と大容量バッファメモリー、UHS-II/UHS-I対応のSDXC/SDHCメモリーカードへの書き込み速度の向上により、圧縮RAWで59枚、ロスレス圧縮RAWで23枚、JPEG撮影時は1000枚以上(*)の連写持続性能を実現。システムの高速処理性能により、連続撮影後のメモリーカードへの書き込み中でもFnメニュー上から撮影設定の変更が可能です。また、メニュー画面と設定変更、再生画面へのアクセスにも対応しています。
* JPEG Lサイズ ファイン、連続撮影Hi+時。撮影条件によって枚数は変わります
[フルタイムDMF機能(*1)]
AF-CやAF-Sなどオートフォーカスでの静止画撮影中に、装着レンズのフォーカスリング操作により任意のタイミングで一時的にマニュアルフォーカスモードに切り替えることができます。AF撮影時に別の被写体にピントが引かれたときでも、フォーカスリングを回転させれば被写体近辺にピント位置をすばやく戻せます。
[フォーカスブラケット機能(*2)]
あらかじめ設定したピントの間隔や順序に基づき、カメラが自動的にピント位置をずらしながら1回の撮影で最大299枚の連続撮影を行います。撮影後、複数の画像から最適なピント位置のものを選んだり、PCアプリケーションなどですべての箇所にピントが合った深度合成を行うシーンで本機ならではの高解像素材として使えます。
*1 E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS、E 18-200mm F3.5-6.3 OSS LEおよび、Aマウントレンズは非対応です。フルタイムDMFは、コンティニュアス(AF-C)またはAF制御自動切換(AF-A)で、連続撮影を行う場合(Loを除く)は使用できません。FE 70-200mm F2.8 GM OSS装着時はコンティニュアス(AF-C)では使用できません
*2 Aマウントレンズは非対応です
[フリッカーレス撮影(*)]
メカシャッターでの静止画撮影時に、蛍光灯などの人工光源の点滅によるちらつき(フリッカー)を自動的に検知し、フリッカーによる影響が少ないタイミングで撮影。速いシャッター速度で撮影したときに、画像の上下で生じる露出や色合いの差、連続撮影時の露出や色合いのばらつきを低減します。最高約11コマ/秒(Hi+時)までのAF/AE追随高速連写に対応します。
[高分解シャッター機能]
LEDで照明された舞台を静止画のサイレント撮影(電子シャッター)や動画撮影する場合には、高分解シャッター機能が便利です。モニターで確認しながらフリッカーの周波数に合わせてシャッタースピードを細かく調整することで、フリッカーの影響を抑えて撮影できます。[高分解シャッター切換]をカスタムボタンに設定しておけば、動画撮影中に画面を見ながらシャッタースピードを手動で調整をしたり、すばやく簡単に機能の入/切ができます。
* 光源の点滅周期が100Hzか120Hzの場合のみフリッカーを検知できます。また、連続撮影速度が遅くなることがあります。サイレント撮影時、バルブ撮影中、動画撮影時はフリッカーレス撮影ができません
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