ソニー製イメージセンサーが内蔵されたステレオカメラを機体5方向(前後左右下)に配置し、さらに、それらのカメラ情報を同時に高速処理できるソニー製ビジョンセンシングプロセッサと独自アルゴリズムを搭載。Airpeak S1は、これらの視界情報と、IMU(Inertial Measurement Unit)、コンパス、気圧、赤外線測距などのセンサー情報を統合することで、自己位置・姿勢を高精度に推定し、周囲の空間をリアルタイムに認識します。これにより、屋内や橋梁下などGNSSを受信しづらい条件下でも安定した飛行を実現します。
空間・位置・姿勢を捉えるセンサー性能と飛行アルゴリズムの徹底チューニングにより、低空飛行時の機体のふらつきを最小限に抑制。木々などの障害物の多い場所でも飛行に安定感があり、また被写体に接近するなどデリケートな撮影にも安心して臨めます。
前後左右のステレオカメラと上部の赤外線測距センサーのコンビネーションにより、周囲の障害物を認識。機体の挙動や周囲の状況を判断し、自動で減速・停止を行います。自動飛行時はもちろん、マニュアル操縦時にも障害物ブレーキを有効にできるほか、特定の検知方向だけをON/OFFすることや、必要に応じてブレーキ機能を無効化することも可能です。