AIBOという名前には、次の3つの意味が込められています。
ここでいうAIロボットとは、AIBOが自律行動をするロボットであることを意味しています。人間に命令されたことだけに反応する単純な玩具との大きな違いがここにあります。AIBOは自分で考え、感情を持ち、学習成長をするロボットなのです。
眼をもったロボットであるということは、AIBOが自律行動をするために必要な情報を、積極的に取得する能力を備えていることを意味しています。実際には眼(カメラ)だけでなく、耳(マイク)や触覚(接触センサー)も備えています。物を見て認識・判断し、人間の声や音による命令を聞き、人間が触れることで褒めたり叱ったりすることを理解する能力を備えています。
そして、いつでも行動を共にする相棒であるということは、AIBOが眼・耳・触覚などの感覚機能を備え、人間からAIBOへの働きかけを理解すると共に、さまざまな動作や音(スピーカー)を発することで、人間に対しても働きかけることができるという、高度なコミュニケーション能力を備えているということを意味しています。人間と相互にコミュニケーションを交わしながら、まるで相棒のように一緒に暮らす存在になれるように、という意味が込められています。 |