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第2世代より採用している業務用次世代光ディスク規格「アーカイバル・ディスク」は、線記録密度を高めることでディスク1枚あたり500GBの大容量化を実現しました。オプティカルディスク・アーカイブカートリッジ『ODC5500R(追記型)』は、この「アーカイバル・ディスク」(500GB)を11枚搭載する事で1カートリッジあたり5.5TBとなり、第2世代(3.3TB)と比べて容量が約1.7倍に増加しました。更に、追記型(ライトワンス記録方式)のためデータ改ざんが出来ず、記録したデータを安全に保存する事が可能です。 |
*物理容量。ユーザー使用可能容量は、表示サイズより小さくなります。 |
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「アーカイバル・ディスク」は記録膜および保護膜に酸化物を用いることで耐久性に優れ、ISO/IEC16963を参考にした弊社加速試験によるメディア寿命推定値100年以上の長期保管可能な記録メディアです。カートリッジは高耐熱・高強度ポリカーボネート樹脂を使用しており、粉塵、紫外線、電磁波や水災害といった外的要因に対して高い密閉性と耐久性を持ち、データ保管性能に優れています。また、温度や湿度の変化にも強いため、保管場所の空調負荷によるエネルギーコストを低減します。 |
*ISO/IEC16963を参考にした弊社加速試験による推定値。 |
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遠隔地での保管やオフィス環境での棚管理を想定し、全てのカートリッジは耐久性の高いハードケースに収納されているので、万が一の落下や屋外への持ち出しにも対応しています。加えて、付属のラベルシールを使用することで外観から内蔵データを判別することができ効率的な管理運用が可能です。 |
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オプティカルディスク・アーカイブドライブユニット『ODS-D380U』『ODS-D380F』を使用することで、読み出し平均転送速度3Gbps(375MB/s)、書き込み(On-the-flyベリファイ記録)1.5Gbps(187.5MB/s)が可能となります。 新開発の8チャンネル光学ドライブユニットを搭載し、ディスク両面から再生記録を行います。 |
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また、第1,2世代ドライブユニットと同じレーザー波長の光学ピックアップを採用しているため、全ての世代のカートリッジを再生可能です。これによってドライブユニットが新しい世代に切り替わっても過去の記録済みカートリッジはデータ移行(マイグレーション)することなく、そのまま利用できます。なお、第3世代ドライブユニットは、第2世代カートリッジ『ODC3300R(追記型)』の書き込みにも対応しています。 |
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<ラインアップ> |
ドライブユニット/
カートリッジ互換性 |
第3世代 |
第2世代 |
第1世代 |
ODC5500R |
ODC3300R |
ODC1500R |
ODC1200RE |
ODS-D380U/F |
Read |
○ |
○ |
○ |
○ |
Write |
○ |
○ |
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ODS-D280U/F |
Read |
|
○ |
○ |
○ |
Write |
|
○ |
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ODS-D77U/F
ODS-D55U |
Read |
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○ |
○ |
Write |
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○ |
○ |
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<主な仕様> |
型名 |
ODC5500R |
タイプ |
追記型 |
記録容量 |
5.5TB*1 |
読み出し回数 |
1,000,000回以上 |
動作温度 |
5〜55℃ |
保管環境 |
短期間 |
-10~55℃/3~90%RH |
長期間 |
10~30℃/30~70%RH(推奨) |
保存耐久性*2 |
100年以上*2 |
カートリッジ外形寸法 |
W130×H26.7×D132 (mm) |
ハードケース外形寸法 |
W148×H36×D156 (mm) |
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*1:物理容量の為、ユーザー使用可能容量は表示サイズより少なくなります。
*2:ISO/IEC16963を参考にした弊社加速試験結果による推定値。 |
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<映像記録時間> |
フォーマット |
ビットレート |
記録時間 |
XAVC-I 4K300 |
600Mbps |
17.5時間 |
XAVC-L422 QFHD 200 |
200Mbps |
49時間 |
XAVC-I HD100 |
100Mbps |
87時間 |
MPEG HD422 |
50Mbps |
170時間 |
MPEG HD |
35Mbps |
255時間 |
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※記録するファイル数やデータサイズにより、実際に記録できるデータ容量は異なります。
※記録時間は1ファイルとしてフルに記録した場合の参考値です。
※『ODC5500R』は追記型のため、都度ファイルを追記することができますが、ディスク上のファイルを消去する場合はインデックスの参照だけ消去するため、消去後もディスク上の空き容量は増えません。 |
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