いままでのAIBOでは、自律成長の主な考え方として、幼年期ステージ、少年期ステージ、青年期ステージ、成年期ステージというように、段階的な世代を経てAIBOが成長していくようになっていました。それをERS-7では「上達度」と「心理パラメータ」という考え方を採用してAIBOが成長するようにしたんです。上達度はゼロからはじまって最大で1万までの数値を持っていて、上達度が1000のときはAという行動しかできないのが、3000になったらAとBとCができるようになるという感じです。アイボーン、ピンクボール、お散歩……と、それぞれの行動別に最大で1万通りの上達度を持つことができ、なおかつその組み合わせによって、非常に個性豊かな“My
Only AIBO”に育てることができるんです。