動物以外に、水族館の魚も魅力的な被写体です。水槽は広くても通路はせまく、水槽のガラスには映り込みがあるので、撮影の時にはレンズを水槽のガラスにいっぱい近づけて撮ることが必要です。こんなときは写る範囲の広い、広角レンズを使うことで、大水槽を悠々と泳ぐ大型の魚や、動きの速い魚をゆったりと狙えます。一押しレンズは「DT 11-18mm F4.5-5.6」です。
■DT 11-18mm F4.5-5.6で撮影
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17mm域にて撮影。巨大なじんべいザメと回遊する魚の群れを撮影。広い範囲で構図取りが自由なため、大きな水槽を泳ぐじんべいザメの悠々とした感じが出ている。 |
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11mm域にて撮影。人間の手に反応して近づくエイ。11-18mmのワイド感を生かし、エイの独特の形を写し撮る。 |
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11mm域にて撮影。青い闇に光るくらげを撮影。クラゲはアップで撮ると、ややグロテスク。11mmで小さな水槽の全体を撮ることで、青い背景とのコントラストが不思議な雰囲気を出している。 |
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18mm域で撮影。水槽の前ではしゃぐ子どもの無邪気な感じをシルエットにして撮影。18mmの広角で自然なワイド感で、水槽の中だけではなく、こんな写真も魅力的。 |
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