一般的に、35mmフイルム換算で、おおよそ50mm前後の焦点距離のレンズを、「標準レンズ」と呼びます。肉眼で見える範囲に近い、自然な表現ができます。“α100”の場合、APS-Cサイズのため、焦点距離35mmのレンズで、約1.5倍となり、ほぼ35mm版の50mm標準レンズに相当します。
以下の写真は、DT18-70mm F3.5-5.6 レンズの35mm(35mm版換算で約50mm)での画角例です。
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DT 18-70mm F3.5-5.6のズームレンズで焦点距離35mmの場合、画面の対角線上で約44度の範囲が写る。横位置では、約37度の範囲となる。 |
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“α100”で採用しているCCDは、APS-Cサイズ 15.7mmt×23.5mmで、縦、横とも24mm×36mmサイズの35mm版フィルムサイズの約2/3のサイズとなり、写る範囲も約2/3になります。これは、35mm版フィルムサイズで撮影したものより、約1.5倍焦点距離の長いレンズで撮影した画角(写る範囲を画面の対角線で示したもの)とほぼ同じ、ということになります。ここでは、35mm版フィルムカメラを使われてきた方にわかりやすいよう、1.5倍と表記しています。 |
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