望遠レンズの定義も広角レンズ同様、カメラ用語のところで解説しておりますが、遠くの被写体が大きく写るだけでなく、ピントの合う範囲が浅いので、背景がボケやすい特長があります。ボケを生かし、人物や花などを浮き上がったように撮ったりする場合にも効果的です。さらに、望遠レンズは焦点距離が長くなるほど望遠効果が大きくなるため、遠景にある前後に、被写体が画面上で圧縮されたような効果が出ます。この特長を生かし、写真に凝縮感を表現できます。
以下の写真は、DT18-70mm F3.5-5.6 レンズの70mmでの画角例です。
70mm以上の望遠の場合には、さらに画角が狭くなります。
(例えばDT18-200mmの200mm域の場合は内側のオレンジ枠の範囲になります。)
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DT 18-70o F3.5-5.6のズームレンズで、70oの望遠側いっぱいの場合、画面の対角線上で23度の範囲が写る。横位置では、約19度の範囲となる。 |
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