花をやさしい感じでふんわりと撮るには、背景とそのぼけ具合が重要です。
ここでは、ぼけが大きくなるようにAモードに設定し、絞りをなるべく開いて撮影しましょう。
花をふんわりと綺麗な色合いで撮るには、背景をどうまとめるかが重要です。ぼけの要素に従って、ズームレンズをお使いの場合はレンズの望遠側(焦点距離が長い側)で、被写体にグッと近づいて撮ってみましょう。望遠側で近づくだけでぼけが大きくなり、花が引き立ち、いつもと違った写真が撮れるようになります。
上の写真は、【1】焦点距離55mm、【2】焦点距離210mmで撮影した写真です。焦点距離が長い方がぼけが大きく、花の瑞々しさが引き立っているのがわかります。望遠レンズをお持ちの場合は、そちらを活用するとより背景をまとめやすくなります。また、背景の色も工夫しました。赤と対照的な緑に統一することで、より花の鮮やかさを引き立てています。いろんな角度から背景を変えながら撮り、お気に入りの一枚を探しましょう。
写真の明るさを少し明るめにすると、花のふんわり感がアップします。
花や小物を撮っていると、もっと近づいて大きく細部まで写したいと思うことがあるかもしれません。しかし、レンズには最短撮影距離があり、被写体に近づける距離には限界があります。そんなシーンに特化したレンズが『マクロレンズ』です。被写体にギリギリまで近づくことができ、クローズアップされた写真を撮ることが出来ます。
より詳しいマクロレンズの特徴については以下のページをご覧ください。
マクロレンズの特徴機種はさまざまですが、NEX-7やα6000(ILCE-6000)で使っていたレンズをα7C(ILCE-7C)やα7III(ILCE-7M3)で使えるか、といった内容のお問い合わせをお客様からいただくことがあります。
ボディ、レンズともに、APS-Cフォーマットと35mmフルサイズがあり、同じEマウントであれば組み合わせてお使いいただくことが可能です。使用時の注意点などについては以下のページをご覧ください。
APS-Cフォーマットのボディまたはレンズと35mmフルサイズのボディまたはレンズを組み合わせて使えるか(α:アルファ:Eマウント)中望遠マクロレンズと比べてより広い範囲の背景を入れたフレーミングを楽しめる35mmフルサイズ対応の標準マクロレンズです。本格的なマクロ撮影による作品づくりから、テーブルフォト、スナップ、風景、ポートレートの撮影まで幅広いシーンで活躍します。
光学式手ブレ補正機能の搭載により、手持ちで高精度な等倍撮影ができるEマウントレンズ初の中望遠マクロレンズです。球面収差などの諸収差をバランスよく補正し、Gレンズならではの柔らかく美しいぼけ味を実現しています。
少し離れた地点から被写体を大きく撮影できるので、近づくと逃げてしまう動物や昆虫、高い位置にある桜や紅葉のアップを撮影するのにもおすすめです。
約138gと軽く、手軽に持ち歩けるEマウント専用の等倍マクロレンズ。最短撮影距離約9.5cmまで被写体に近づけるので、花や小物などの近接撮影はもちろん、テーブルにある料理も座ったままで撮影できておすすめです。
以下はAマウントレンズです。Eマウントのボディで使うにはマウントアダプターが必要です。
AマウントとEマウントについて
花や昆虫などのクローズアップ撮影に適したAマウントの望遠マクロレンズです。ワーキングディスタンスが長くとれるので、近づきにくい被写体でも画面構成しやすいのが特長です。ダブルフローティング方式による高画質と、9枚羽根円形絞りのやわらかなボケ味も魅力です。