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事例紹介

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PCS-G70S PCS-G50 PCS-tl30 導入事例 2006.9.27掲載
■デジタルハリウッド株式会社様 [業種:教育]
幅広いラインナップから拠点規模に応じた機種を導入。
臨場感のある映像・音声でスムーズなビデオ会議を実現。
お客様プロフィール
デジタルハリウッド株式会社様
1994年に設立された、日本初の実践的産学協同のマルチメディアスクール。現在、全国10校のスクールと通信講座(オンラインスクール)を展開し、設立以来約3万5千人以上の卒業生を輩出しています。2004年4月、日本初の株式会社によるIT・コンテンツ分野の高度人材育成機関「デジタルハリウッド大学院(専門職)」、05年4月には、ITビジネス×クリエイティブ×英語&留学を学ぶ「デジタルハリウッド大学」を開学。デジタルコンテンツ業界の人材育成と、産業インキュベーションに力を注いでいます。
お客様のニーズ・課題
他社システムでの改善課題であった臨場感のある映像とクリアな音声を実現し、全国10拠点をつないだスムーズなビデオ会議を行いたい。
導入効果
100名規模の総会から大学院授業、少人数の会議・面接まで、幅広い用途に対応。高画質・高音質でコミュニケーションが密に。
導入背景 トラブルやストレスのないビデオ会議の実現を目指す。
選定理由 1Mbps以下の通信帯域でも高画質・高音質な多地点接続を実現。
システム内容 拠点規模に応じてルームタイプとオールインワンタイプを選定。
導入効果 コミュニケーションの充実に加え、移動コスト・時間が軽減。
今後の展望 運用面をさらに工夫し、ビデオ会議の充実を図る。
デジタルハリウッド株式会社 運営戦略室 シニアディレクター
和田圭介様にお話を伺いました。
導入背景

トラブルやストレスのないビデオ会議の実現を目指す。

ビデオ会議映像とPC画面映像を合わせて活用し、会議を進める デジハリでは、数年前に他社のビデオ会議システムを導入し、全社員総会や社内会議、授業などで使用していました。しかし、音声が途切れるなどのトラブルが多発して会議を中断する事態になったり、操作が難しい、ビデオ会議の準備に手間がかかるなど、日頃から不満を感じていました。

そこで、新しいビデオ会議システムを導入することになり、従来製品のアップデートも含めて数社の製品を比較検討した結果、臨場感あふれる会議を実現できることが決め手となって、ソニーのビデオ会議システムを導入しました。なお、検討を始めた当初は、コストの安さや手軽さからパソコンを使ったWeb会議も検討対象となっていましたが、やはり安定性を考えると専用機の方がいいという判断を下しました。現在はトラブルもなく、安定した会議を行っています。
選定理由

1M以下の通信帯域でも高画質・高音質な多地点接続を実現。

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  画面を分割して表示。発言中の拠点がクローズアップされる
システム選定のポイントは、スムーズな会議が実現できること、臨場感があること、音声がクリアであることの3点です。特にソニーのビデオ会議システムは、通信帯域が1Mbps以下であっても映像・音声品質が劣化せず、スムーズな多地点接続会議を実施できるので、「これだ!」と思いました。その品質の良さは、検討段階でテスト機を貸与していただき、テストを繰り返すことで実感しました。
ここがポイント
ディスカッション形式の大学院授業を実施した際、モニターに対して机をコの字に並べてみたところ、モニターに映る学生も同じ室内にいるような臨場感が得られ、参加者に非常に好評でした。
また、導入前にテスト機を借り、役員や上司に画像や音声品質の良さを体験してもらったところ、すぐに導入が決定しました。ビデオ会議のよさは、説明するよりもまずは体験してもらうことが大事ですね。
システム内容

拠点規模に応じてルームタイプとオールインワンタイプを選定。

2006年4月に、それぞれの拠点規模や目的に合わせた機種を導入しました。東京本社・大阪・札幌・福岡には、汎用性が高く大規模な会議に対応したルームタイプ(PCS-G50/PCS-G70S)を、その他の拠点(秋葉原・渋谷・池袋・横浜・京都・神戸)には、小規模向けでセットアップも簡単なオールインワンタイプのPCS-TL30を選定しました。また最上位機種を導入した東京本社と大阪には、特に音声性能にこだわって、高音質なエコーキャンセラー付き単一指向性マイクを選択しました。さらに多地点接続用ソフトウェアをインストールし、東京本校と大阪校をカスケード接続することで、10拠点同時接続を実現しています。また、東京本社には、ビデオ会議のカメラ映像とPC画面映像の両方を同時に送信できるデータソリューションボックスも導入しています。
導入効果

コミュニケーションの充実に加え、移動コスト・時間が軽減。

月に一度の全社員総会では、関東以外の拠点を接続するビデオ会議を利用した大学院授業ゼミも行われる ビデオ会議システムは、月に1度開催される全社員総会と週に1度開催される全国募集会議、運営戦略会議、大学院授業ゼミなどで定期的に使用されています。この他に、日々の会議や臨場感が必要とされる面接試験でも活用されています。出席者数は全社員総会のような100名規模のものから約20名ほどの会議、1対1の会議など様々です。

ソニーのビデオ会議システムを導入してから、コミュニケーションが非常に密になりました。何度もビデオ会議を重ねているものの直接は会ったことのない相手と、出張などを機に、初めて顔を合わせることがあります。初対面でありながら、すでに何度も会っているという妙な面白さがあり、その後の打合せもスムーズに進みます。そこが電話だけでやりとりしていた場合とまったく違う点ですね。また今回、これまでビデオ会議システムを設置していなかった拠点に、オールインワンタイプを導入してみたところ、予想以上の反響がありました。当初はルームタイプGシリーズを導入した4拠点のみの予定だったのですが、予想よりもコストがリーズナブルだったことと、ちょうどオールインワンタイプTL-30が発売されたため導入してみたのです。ビデオ会議を実際に使うことで、その便利さや効果を実感したようです。
今後の展望

運用面をさらに工夫し、ビデオ会議の充実を図る。

東京本社のビデオ会議は、持ち運びを考慮してキャビネットに収容されている 東京本社のビデオ会議システムは、様々な会議で使用するため、会議室にその都度運べるようキャビネットに収容しています。ケーブル類は多いのですが、なるべくシンプルな手間で接続できる構成になるよう、キャビネットそのものを工夫し、会議室のジャックに数本のケーブルを差し込むだけですぐにビデオ会議が開始できるようにしました。どの会議室でも利用できること、接続の手間が必要最小限になったことなどから、ビデオ会議に参加してもらいやすくなったと思います。
今後は運用面をさらに工夫し、ビデオ会議を充実させていきたいと考えています。そのためにも、ソニーさんらしさをさらに追及して、家電やゲーム機のような手軽な操作性を実現して欲しいですね。操作は以前よりも簡単になっていますが、そこで満足せずさらに上を目指してください。

また、もしビデオ会議システムの導入を検討されている企業があるならば、「一度使ってみれば、すぐにビデオ会議の良さが分かりますよ」とアドバイスしたいですね。とにかく使ってみてください。
システム構成
ビデオ会議システム
PCS-G70S ×2
ビデオ会議システム
PCS-G50 ×2
ビデオ会議システム
PCS-TL30 ×6
データソリューションボックス
PCSA-DSB1S ×5
カメラユニット
PCSA-CG70 ×2
IP多地点接続用ソフトウェア
PCSA-M3G70 ×2
IP多地点接続用ソフトウェア
PCSA-M3G50 ×1
マイクロホン
PCSA-A3 ×5
※上記は納入時の構成です。閲覧される時点で販売が終了している可能性がありますことをご了承ください。
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