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事例紹介

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PCS-VCS 導入事例 2012.09.14掲載
■株式会社オーリッド様 [業種:企業]
PCS-VCSにより既にある端末を多地点接続で有効活用。
海外を含めた全社の意思の統一、円滑なコミュニケーションを実現。
お客様プロフィール
株式会社オーリッド様
2001年9月に大分県にて設立したオーリッド様は、B to B事業として独自のデータ入力アウトソーシング事業を展開してきました。2009年度からは新たにB to C事業として、高セキュア・デジタルデータ化ソリューション「O−RID KYBER」のサービスを開始。ノートやホワイトボードに書かれた手書き文字や名刺、文字情報・ 写真などを高精度OCR技術によってアナログからデジタルデータに変換するオンラインストレージサービスとして、広く注目を集めています。
お客様のニーズ・課題
多地点によるビデオ会議の用途・要望が増える中で、特定の端末に依存している多地点接続環境を改善したい。国内・海外拠点への出張コスト・時間を削減したい。
導入効果
多地点接続用サーバPCS-VCSにより、オールインワンモデル同士の多地点接続も実現。中国と毎日接続し、出張コストと時間を大幅に削減。国内と海外の全端末を大分から一元管理が可能に。
導入背景 Face to Faceかつ多人数での遠隔会議環境を構築したい。
選定理由 PCS-VCSの採用により、端末の機種に依存しない多地点接続環境を構築。
システム内容 PCS-VCSをコアとし、国内と海外のHD・SD混在多地点接続を実現。
導入効果 いつでも実施できる多地点接続環境と、出張コスト・時間の削減を実現。
今後の展望 導入後の効果を高く評価。今後は機能のさらなる活用を目指す。
株式会社オーリッド
月俣佑允様と大森眞一郎様にお話を伺いました。
導入背景

Face to Faceかつ多人数対多人数での遠隔会議環境を構築したい。

大分本社をはじめ、国内に3拠点と中国とシンガポールの拠点を接続。 本社が大分県にあり、営業拠点として東京オフィス、オフショア拠点として中国、アジアへのショップ展開拠点としてシンガポールなど、国内・海外に複数の拠点を構える当社では、コミュニケーションの円滑化と出張コスト削減を目的として、早くからビデオ会議システムの導入を進めてきました。お互いの表情が見えない電話では微妙なニュアンスが伝わりにくい一方で、毎回出張していてはコストが大きな負担になるという理由から、Face to Faceかつ多人数対多人数での打ち合せが行えるビデオ会議システムに着目したのです。数社の製品を検討した結果、安定性の高さからソニー製品を選定し、2005年に、まずはオールインワンモデルのTLシリーズを大分本社と東京オフィスへ導入しました。その後、拠点の新設などでビデオ会議システムの設置拠点数が増加し、それに伴って多地点接続の要望が高まってきました。
選定理由

PCS-VCSの採用により、端末の機種に依存しない多地点接続環境を構築。

システム一式は、可動式ラックに収納され可搬性を重視。 多地点接続環境を実現するために最初に採用したのは、PCS-G50と多地点接続用ソフトウェアの組み合わせです。各拠点には、機動力を優先し、主に一体型モデルのTLシリーズを導入していました。オールインワンモデルは持ち運びが簡単で、会議室や打ち合せコーナーなど「いまここで会議をしたい」という要望に対してスピーディに対応できます。その後、高性能・高画質であることや将来性もふまえて、これからはHD画質のビデオ会議システムも必要になると考えPCS-XG80を選びました。理由は、HD・SD混在接続に対応しているため、従来のシステムもそのまま有効活用できるからです。こうして多地点接続環境が整いましたが、今度はPCS-XG80が使用中の場合に他の拠点同士での多地点接続ができないという課題が生じました。そこで2010年9月に多地点接続用サーバのPCS-VCSを採用し、ビデオ会議端末の機種に依存せずに、既存のビデオ会議端末を有効活用できる多地点接続環境を構築しました。
システム内容

PCS-VCSをコアとし、国内と海外のHD・SD混在多地点接続を実現。

大分本社にPCS-XG80を1台、PCS-G50を2台、PCS-TL33を4台、東京オフィスにPCS-XG80を1台、PCS-G50を1台、PCS-TL50を1台、2011年11月に開設した開発・研究拠点の別府明礬研究所にHD対応の一体型モデルPCS-XL55を7台、中国拠点にPCS-TL33を1台、シンガポール拠点にPCS-TL50を1台設置し、PCS-VCSをコアとして多地点接続を行っています。

ここがポイント
・2005年から導入を開始した既存端末も自由に多地点接続に参加
 (既存端末がそのまま使用でき投資効果をさらにアップ!)
・国内と海外の端末をPCS-VCSで一元管理
導入効果

いつでも実施できる多地点接続環境と、出張コスト・時間の削減を実現。

PCS-VCSで端末の一元管理とバーチャルルームの設定。

毎日、海外と気軽にビデオ会議を実施。コスト・時間の削減に成功。
ビデオ会議システムは、全社朝礼や役員会議などの定例会議のほか、営業会議、戦略会議など部署間での日常の会議、社外向けとなる株主総会などでも活用しています。全社朝礼では、PCS-VCSを経由して全拠点を接続します。PCS-VCSの導入前は拠点ごとに朝礼を行っていましたが、いまでは会社の方向性などをトップから全社員に対して直接説明でき、各社員の理解も深まりました。コミュニケーションの機会も大幅に増えたと感じています。株主総会は、年に数回行われていますが、東京で開催している様子を大分など会場から遠く離れた株主・投資家へ向けてリアルタイム中継できるため、高い効果を得ていると考えています。
ビデオ会議の予約は、PCS-VCSの会議室予約システムを利用しています。 PCS-VCSを導入するまでは多地点接続できる端末が限られていることもあり、スケジュール調整が非常に手間でした。この点が改善されたのは大きなメリットだと感じています。 また、 PCS-VCS の機能として、接続端末の一元管理を行ったり、リモートによる端末のバージョンアップなどを行える点が非常に便利です。会議室としてバーチャルルームを設定しておくのですが、参加予定の拠点がなかなか入ってこない場合などに、その拠点がまだ接続していないのか、誤った会議室へアクセスしているのかなどをひと目で確認・誘導できます。共有アドレス帳を利用することで、全拠点の各端末へのアドレス帳設定・編集を行う手間が省けたのも利点です。
PCS-VCSを導入したことにより、導入の主目的だった端末や拠点に依存しない多地点接続環境が実現できました。オールインワンモデルだけで容易に多地点接続できるようになった効果は、非常に高いと評価しています。また、会議の途中で映像や音声が途切れることのない安定した接続環境のおかげで、国内・海外拠点ともに密度の濃い打ち合せを実現しています。ビデオ会議システム導入前のもう1つの課題であった、出張コストや時間もさらに削減できました。
今後の展望

導入後の効果を高く評価。今後は機能のさらなる活用を目指す。

導入の効果や運用そのものについては、現状でも十分に満足しています。今後は、たとえばファイル共有機能など、まだ利用していないビデオ会議システムおよびPCS-VCSの機能を活かして、さらに密度の高い打ち合せや円滑なコミュニケーションを実現したいと思います。
システム構成
多地点接続用サーバー
PCS-VCS10SET ×1
オールインワンモデル
PCS-TL50 ×2
オールインワンモデル
PCS-TL33 ×5
ビデオ会議システム
PCS-G50 ×3
HDビデオ会議システム
PCS-XG80 ×2
HDビデオ会議システム
PCS-XL55 ×7
※上記は納入時の構成です。閲覧される時点で販売が終了している可能性がありますことをご了承ください。
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