本社の熱い思いを各拠点に伝えるため、毎朝のビデオ会議が日課に。 全拠点の状況が把握できる操作画面で運用も簡単に。 当社の拠点は、全国24箇所にあります。これらの拠点は本社との距離が離れているため、頻繁にコミュニケーションをとることができません。全社一丸となって業務に当たる上で、コミュニケーション不足は大きな障害になると考え、HDビデオ会議システムを導入しました。HDビデオ会議システムを使えば、高画質映像と音声でコミュニケーションができるようになるので、物理的な距離は障害になりません。実務的な連絡のみならず、本社の思いや温度感なども、臨場感を持って伝えることができます。最近では、新卒採用の会社説明会や採用試験にもHDビデオ会議を利用しています。当社にとって、HDビデオ会議は必要不可欠なシステムとなりました。 当社では、これまでもSDビデオ会議システムを導入・運用してきました。しかし、導入から8年が経過した今、あらためてシステムのクオリティをチェックしてみると、画質や音声の品質、運用スタイルなどに不満を感じる部分もあります。 例えば、映像の画質が粗いため、相手の表情を読み取ることはできません。他にも、システムの起動に時間がかかったり、会議中の細かいトラブルも頻繁に発生していました。そこで、もっと効率的で映像がクリアなHDビデオ会議システムにしたほうがよいのではないかということになりました。 映像の画質が高く、臨場感あふれるコミュニケーションが可能。 HDビデオ会議システムに入れ替え、相手の表情がしっかりとわかる高品質な映像にできた。 一番重視したのは、高画質映像です。ビデオ会議システムは面接にも使うため、相手の表情がしっかりとわかる高品質なビデオ会議システムであってほしいと思いました。ソニー製のHDビデオ会議システムは、その点が特に優れており、高品質な映像や音声で会議をすることができるようになりました。また、操作性も重視しました。今回のビデオ会議システムは、全拠点でビデオ会議を行ったり、エリアごとに分かれて会議を行ったりする場合に、マイクと連動して自動的に切り替えられるようになっているため、いちいち手動で切り替える必要がありません。拠点においたカメラを本社から操作することもできます。会議や面接で使いたいときに便利です。 24拠点にビデオ会議システムを導入。 本社ビデオ会議システムとして、PCS-XG77Sを21台、SRG-120DHを2台、PCS-XC1を4台。各拠点には、PCS-XG100を2台、PCS-XG77を5台、PCS-XC1を13台導入しています。これらのビデオ会議システムを使って、日々の会議や面談などを行っています。
本社の思いや温度感の伝播も大幅にアップ。会議の効率アップにも寄与。 24拠点の同時接続や、日々の会議までさまざまな会議形態に対応できるシステム。本社には複数台のビデオ会議システムを配備し、高画質なコミュニケーションを実現。 選定理由にもありましたが、映像の画質が非常に高く、臨場感を各拠点に伝えることができるようになったと思います。本社の思いや温度感の伝播についても、これまでのビデオ会議システムと比べて200%以上は向上しているのではないでしょうか。 また、マイク連動システムや本社側からカメラを操作できるようになるなど、操作性が非常に高くなり、会議の内容そのものに集中できるようになりました。 さらに、手元にあるタブレット端末に表示しているコンテンツをワイヤレスでビデオ会議システムに投影できるようになり、これまで以上に資料の共有がしやすくなった点も高く評価しています。これまで資料を共有するためには、ケーブルを接続する必要がありましたが、その作業も必要ありません。細かいことですが、ビデオ会議システムで多くの情報を共有できるようになったのは間違いありません。 面接でも、応募者の表情をよく見ることができるようになり、言外の意味をくみ取るといったこともできるようになりました。これまでのビデオ会議システムと比べても、得られる情報量が増えており、大きなメリットだと実感しています。 新たな営業スタイルの変革にも取り組む。 今後は、タブレット端末からビデオ会議システムを使えるようにしていきたいですね。そうすれば、お客様先にタブレット端末を持ち込み、本社にいるカウンセラーや技術支援のエンジニアなど、1対nでのビデオ会議を実現することができるでしょう。そして最終的には、お客様と当社、応募者の3者をシームレスにつなぐシステムも検討していきたいと考えています。応募者がスマートデバイスを使って自宅から面接に参加するということも実現できるでしょう。将来的には、人工知能と話す機能なども導入し、各種システムと連携していくことで、新たな営業スタイルが実現していくと考えています。これまで営業に従事していた社員の役割は、よりヒューマンタッチが必要な領域にシフトしていくことになるでしょう。 今回のHDビデオ会議システムの導入は、業務効率の向上や新しい営業スタイルの基盤構築という点で大きな意味があります。今後にも大きく期待しています。
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